練習をしないというお悩み②

前投稿の続きです。

練習をしたがらない、
でもピアノは辞めたくないというお子様のお母様から
お悩み相談を受け、
以下のようなお話をしました^_^

………
少しでもピアノに向かおうとした時に
大袈裟なほど褒めて差し上げてください。
手の形やリズムが間違えていても、
練習をし始めたら褒めてください。

「やらないとできないよ」と言いたい場面では
ぐっと堪えて
「やってると出来るよ」と言い換えてみて頂けませんか？

大人は先を考えますが(→今練習しないと今日はもう時間が取れないなど)、
子供達は今を見ています(→今はやりたくない)。

練習をしないと進みも遅くなり、ジレンマになりますが、
軌道に乗るまで時間はかかって当たり前です。

そのうちもし辞めたいと言い出しても
黙って送り出してください。
これから何度かそのような波はあると思いますが、
子供たちは「今」に生きていますから
そのいっときの感情は受け止めながら
続けるように背中を押して差し上げてください。
………………

私はどの生徒さんたちも
長い目で指導に当たりたいと考えています。
みんな良さが違います。
自分で出来るようになるまでの道筋も違って良いと考えています。

出会う生徒さんたちのこれからの長い人生を考えた時に
やはり私も
何か特技を１つ持ってほしい、と願います。
それがピアノなら嬉しいですし、
ピアノが2番手3番手でも、習い続けることで身につく力が生きていく知恵になり支えになると思っています。
そして、
子供たちは可能性が無限ですが、
何もしなくても育つものは何一つないとも考えます。

ピアノが弾けると本当に楽しいです！
楽譜を読めると
まるで外国語をマスターしたのと同じように
世界中の人々と音楽で会話が出来ます。
また、表現を探究していくうちに
作曲家からのお手紙を読んでいる気持ちにもなります♡

そこに至るまでには
何度も波があるでしょう。
そして止める理由は探しやすいものですよね。
それを乗り越えていける力を身につけてもらえますよう、
生徒さんと一緒に走ったり歩いたり
褒めたり励ましたりしながら
ご成長を見守ることが出来たら嬉しいです(^^)

さあ！本日もレッスン開始です♫
…………………

体験レッスンは随時受付中です。
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◉講師　寺井ミカ