練習をしないというお悩み

昨日、ある保護者様よりお悩み相談がありました。

練習をしたがりません。
かと言ってピアノは辞めたくないというのですが、
嫌がる娘(小2)に練習をさせることは間違いなのかもしれない、
何か特技を１つ作ってあげたくて
ピアノを長く続けてほしいと思うけれど
それは娘の気持ちではなく
私(お母様)の願いに
娘が付き合っているだけではないだろうかと思い
悩み続けています。

という内容でした。

ピアノはスポーツやゲームとは違い
一人でコツコツ積み重ねなければなりません。
習い始めの頃から小学生低学年あたりまでは
レッスンにも練習にもお母様が付き添い
1人で取り組めるまでの道筋をサポートしていただいていますが、
この女の子は
いつか親離れして1人で出来る様に
少しずつ慣らし運転に入り始めた段階でした。

この生徒さんは一例で
毎年のようにお悩み相談はあります。
どのご家庭でもそれぞれに悩まれながら
レッスンに送り出してくださっています。

ママがいなくても楽譜が読める、
内容はともあれ毎日の練習に向かう心が育つには
時間がかかるものです。

「何度も練習の数をこなさないと身につかない、
というのを体で覚えるのがピアノの大変さだなあ
と改めて感じています。
ピアノの技術だけでなく、
いま、教育のなかでも重視されている
粘り強さ、自立心にもつながるんだ！
…と、いまさらながら気づかされています。」

こちらはつい先日、
別の小3くんのママから頂いたメッセージです。
昨年度はなかなかピアノに向かえず、
分からないと泣いてしまい、
泣きたくないからピアノを弾きたくない、
でも辞めたくない、と訴えていましたが
今は新しい課題にコツコツ上手に取り組めるようになりました(^^)

……………

長くなりますので、
今回のご相談へのお返事は次の投稿に続きます。