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「めっちゃこわかった〜」

先週のレッスンでのこと。
低学年の子にブルグミュラー「バラード(物語)」の表現について、お話していました。

冒頭のmisterioso(神秘的に)という楽語で書かれた、短調の和音の連続で始まるところ。
「普通に弾いたら、何もドキドキしないね。でもさ、グッと音量抑えて、スタッカートを指先意識して弾くと、何が始まるんだろう?どんなお話?ってなるよね。」と、2つの違う弾き方をしながら、説明。

(ここまでで、すっかりちょっと怖いお話に惹き込まれてる…)

「ここ、クレッシェンドって書いてあるのにクレッシェンドにしなかったら何も感じないけど、最初をぐっと音量抑えて、そこから少しずつクレッシェンドしてフォルテにしたら、どう?何かが迫ってくる感じになるよね」
と、また違いが分かるように弾いてみると…

「めっちゃ怖い…」と泣きそうな顔…

おっと!
「そんなに怖かった?!先生、上手に弾きすぎたかなぁ」って言ったら、ようやく「あはは」と笑ってくれました。

帰りにも、「めっちゃ怖かった〜」って言ってました(笑)。「怖いの、苦手やねん。みんなにそう見えないってよく言われるけど」って。
でも、なんだか嬉しそうに帰りましたよ。今週のレッスンで、どんな風に弾いてくるか、すごく楽しみです♪

《追記》
1週間後のレッスン、とても豊かな表現で弾いてきてくれました。「こう弾きたい」がよく伝わる演奏になってきました。そして、前半だけの宿題だったのに、最後まで譜読みしてました!『物語』の続きが気になったのでしょうね(笑)


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