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✳️振袖でピアノ

ピアノを愛する皆さま、こんにちは。

先日、東京オリンピック2020が、閉会しましたね。

閉会式では、東京都知事の小池百合子さんが、
夏の色留袖の着物をお召しになってました。
水色におめでたい吉祥文様が入っていて、とても美しかったです。


夏着物の絽という生地は、透ける素材です。

留袖は今では、比翼仕立てと言って、
段々と簡略化されて仕立てることが多くなってきた中で、
今回のお着物は、夏用ということで、
昔ながらの伝統的なお仕立てで、作られているそうです。


ちょっと見ただけでは分からないけれど、
素晴らしい装いで、私は感動しました。


大きな五輪の旗を、振られた時も大変だったでしょうね。





ところで、ピアノの話。
日本では、まだピアノと言う文化がほとんど馴染んで無かった頃。


かのピアニスト、中村紘子さんは、お若い時、
振袖で演奏する事もよくあったと言っています。



どこかの公民館とか、体育館などで、演奏する事になっていて、
おめでたい行事だからとか、記念の式典だからとかで、
未婚の女性なら、振袖だろう。。。
とにかく、西洋文化の知識もない時代だから、
着物で弾くことになったんでしょうね。



まあ、大変でした。。。ほほほ。
と、中村紘子さんは晩年、語っていました。



けれど、そんな事はまだ良い方で、
演奏会場に着くと、グランドピアノの足がない状態で、
ポンと床に置いてあると言う事件もあったそうです。

搬入の時に足を外したままになっていて、
中村さんが、足はどうしたんですか❗️❓
こんなんじゃ弾けません❗️正座して弾けと言うんですか❓❗️
。。。と叫んだとか。。。



主催者側も一体ピアノの演奏がどう言うものか分かってない時代なので、
あ、足いるんですか❓。。。。みたいな事態。



今じゃあ笑い話だけど、
日本にはそう言う時代もあったんですね。




今や、ショパンコンクールに、
日本人もたくさんエントリーする時代になりました。


オリンピックのように、どこまで素晴らしい結果が残せるでしょうか❓


今は亡き、中村さんもあの世で注目されてるでしょうね。












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