グループレッスンって。。。
「グループには発達過程があります」
赤ちゃんグループ
1・2歳児グループ
3歳児グループ
小学生グループ
ハグメイツには小さなグループが毎年たくさん出没します。
本年度はコロナ感染症対策のために
開始時期が遅れたり
緊急事態宣言のために活動が余儀なく休止になりました。
開始時期に定期的な開催がないと、
☆何となくメンバーの存在を感じる波長合わせの時期が途切れ途切れになるため
毎回初顔合わせ状態がつづく
☆グループの作業期といわれる成長時期が自然なリズムからはずれた感じがする
つまり、
メンバー間のコミュニケーションが微妙にずれるなど、
ちょっとした緊張状態が出現します。
ところで、
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グループレッスンというと
個性が活きない!よく見てもらえない!と思う方いらっしゃいませんか?
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ウチの子供は声が小さいから先生にみてもらえてない
主張しないから気がつかれないなど、
小学低学年頃までによく聞かれる言葉です。
でも
グループレッスンって本当は奥深いビジョンをもっているものです。
グループ開始時期、
グループの目的を確認して
メンバーそれぞれの背景や特性を観察し
互いが波長合わせしながら、
コミュニケーション出来るように微調整します。
個人に対して広範囲で考え、観察するので、
\個人への理解がさらに高まります。/
だんだん慣れてくると
違和感を感じるなど摩擦も発生しますが、
それもグループの発達過程。
その過程があるからまとめの時期を迎え
次のステップに行けます。
たとえグループの中に入れない行動があったとしても
先生方は
そっと背中を押したり、
あえて声をかけなかったりします。
そのメンバーは考え、観察しています。
エンパワメントといって、
自分で意思決定できることをしようとしていることがわかります。
観察できる力があることに注目していただきたいと思います。
つまり、
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グループレッスンは
先生もメンバーも、そして自分にも
相互に理解を深めている
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のです。
社会につなげるには
先生や保護者だけでは教えられないことが実は多い。
ぜひ、学び合いの心を培ってください。
グループ展開の発達過程や意義を知ると
安心してグループレッスンに参加できませんか?