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コンクールまでの軌跡

4月に、今年の夏もコンクールを受ける!と決めた小学3年生の生徒さん。

彼女は、去年初めてピティナのコンペを受けて、
本選でも、とても良い成績だったのだけれど…
お家での練習は、毎日親子バトルで大変だったそう。
本人もご家族も、
「もうコンクールはいいや…」と思っていたはずなのに、
今年に入って「やっぱりコンクール受けたい!」
ご家族は「え~~?!」

それから…
やっぱり勃発する親子バトル、
自分から練習しようとしない姿勢、
レッスンで先生の質問になかなか答えられない、
先生のアドバイスもなかなか受け入れられない…

どうしたものか…と、
ご家族もたくさん悩んでいらっしゃいました。

コンクールに挑戦してみると、
子どもさんの様々な特性、性格などが浮き彫りになって
ご家族が悩まれることが多いですが、
それによって、子供さんの新たな面を発見でき、
枠にはめない接し方を発見でき、
本人もご家族も大きく変わるのもコンクールです。

去年は、お母様が「とにかく先生からの課題をこなさないと!」
と一生懸命子供さんと頑張られたおかげでの賞でしたが、
彼女にとっては、
「お母さんと一緒にやらないと、自分一人ではコンクールに対応できない」
という思いを残しただけだったかも…

今年は、
「どうせ親子バトルで時間をムダにするなら、一人で練習しよう!」
を提案しましたが…
「一人じゃデキナイ」
「一人でレッスンに行けナイ…」

本当は、とっても賢い彼女。
一人でできないはずがない!

一人で通えるようになって、
お家での練習は、先生からの課題を元に自分で練習方法を考えてOK!にして、
先生が楽譜に書き込んだたくさんの注意を見てヤル気を無くすみたいなので、
先生はあまり書かないから、後で自分で書いてね~ということにして、
(彼女の方が字がキレイ!それに色分けしてとてもキレイに書いてる!)

教室でプチ発表会をして、
教室の上級生からも応援をもらって、

コンクール1週間前には、
レッスンでの私のアドバイスに、
ニコニコ「うんうん」と、
まだ自分に足りない事を素直に理解できるようになって、
(以前は、「できないヨ…」という心の声が聞こえていました!)

そして迎えたコンクール当日ーー
彼女の音は、他の演奏者と全然違う音色!
レッスンで習った事も全部出来てる!

銀賞おめでとう!!

自分一人で練習を頑張れた上での賞だから、
本物の自信になったでしょう!
表情を表に出せなかった彼女が、ここまでの演奏が出来るようになった!
もちろんまだまだこれからです。

自分に足りない事を素直に受け入れるようになって、
まっすぐ努力できるようになって、
その努力の仕方でいいんだって結果もついてきた!

彼女は、ここからがスタートです!


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