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全く手応えがありません…

「今日のオーディション、全く手応えがありません…。」
と、LINEに送ってきた中1の生徒さん。

この日は、学校の合唱の伴奏オーディションでした。

「緊張して、手に力がうまく乗らなくて、薄い演奏になってしまいました…
どう弾いたかもあまり覚えていません…」

そして、続けて
「大きなミスはなかったけど、リズムに乗り切れていたか微妙です…」

この最後の文を見て、
「大丈夫じゃないかな!」と私は思いました!

これまで、コンクールのようなものを経験したことがない彼女。
ステップは毎年受けているけれど、
ステップは勝ち負けではなく、
「自分がどこまでできるか」を試すもの。

オーディションは勝ち負けがある。

小学3年生でこちらの教室に移ってきた時、
自分に自信がなく、
「ワタシにはムリ~」「デキナイ~」が口癖でした。
それから、本番を重ねるごとに少しずつ自信を持つようになってきた!
でも、「みんなの前に立つ!」っていうのは苦手カナ…?

中学生になった時、
「伴奏なんて、ワタシにはムリ~」って言うのかなと思っていたら、
伴奏に立候補してみたいデス!

ホントに成長したね~!

コツコツ努力できるのが、彼女のいちばんスゴイところ。
この伴奏譜は彼女にとっては、かなり難しいな…
というものでしたが、「頑張ってみよう!」
夏休みの間、コツコツと練習して通せるようになってきた!

そして、オーディション直前。
もう上手に弾けているのに「自信がナイ…」という彼女。
このままでは、力を出し切れないかも…。
本番へ向けての心構え、練習の仕方を伝えて、
オーディションの日ーー

それが冒頭の彼女から伝えられた様子でしたが、
緊張しても、頭が真っ白になっても手が動いてくれるように、
相当弾き込んでいたはずなので、
「大きなミスが無い」なら、基本的にはいつも通りに弾けたはず!
彼女的には、
「あそこがいい音で弾けなかった!」
「あそこでリズムに乗り切れなかった!」
「あそこの盛り上がりがイマイチだった」
などなど、小さな「上手くいかなかったコト」がいろいろあったんだろうけど、
大きな流れは体が覚えていたはず!

私がとても細かいことまでいつも指摘していたので、
とっても真面目な彼女は「全部出来ないとダメだ!」って思っていたのよね。
出来なかったことにたくさん気付けたってことは、

ずいぶん耳が良くなったネ!

翌日の結果発表で
「代表に選出されました!安心しましたぁーー!」
たくさん努力したから、昨日の落ち込みも相当だったと思うけど、
今日の喜びと安堵感も相当!!でしょう。
これで、大きな自信になるね!
他の中学生は全員伴奏に選出されて、
彼女が最後の一人でした。
(他の中学生たちもそれぞれドラマがありましたが、
それは、また教室新聞で詳しく!)

コツコツ努力してきて、
本当に上手になったよ!!


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