努力しない子なんていない！

発表会を1ヶ月後に控え、
「間に合うかな…」と言いながら、皆さん頑張っています！

たいていの生徒さんは、
レッスンに来て、あまりにも弾けていない自分を再認識し、
練習の仕方が良くなかったことを再確認し、
次の1週間の過ごし方を改めながら、前に進んでいます。

何回レッスンに来ても、ほとんど進んでいない生徒さんも中にはいます…。

こんな状態の生徒さんとは、先週こんなやり取りをしていました。
「今週は、楽譜を見てもいいけど、通して弾いて動画に撮る週。
来週は、暗譜で聞かせてもらって動画に撮る週、と決めていたね。
だけど、通して弾くどころか、片手もまともに弾けないよね…。
今のままでは、もう間に合わないでしょう。
曲数を減らして、または曲の一部をカットして、
今弾けているものに磨きをかけることに時間を使う方がいいんじゃない？」

「曲数は減らしたくない！」
「カットしたくない。全部弾きたい！」
こう言い張ります。

「じゃあ、もう1週間待つよ。
来週来た時に通して弾けない状態だったら、カットするよ！」

そしてゴールデンウイーク明け…

通して弾けるようになってる！！
頑張ったね！！！！

自分のレベルよりもだいぶ上のものに挑戦したい！と、
自分で選んだ曲。
絶対に上手に弾きたい！っていう目標は持っているんです。
でも、こういうお子さんは、
学校の宿題、塾の宿題、他の習い事たくさん…を器用にこなせなくて、
本人ももがいているんだと思います。
そして、親御さんからは、
「この子は練習しない！」と決めつけられていることが多い…。

なかなかスイッチが入らない自分を理解できるようになって、
それでも「やればできるんだ！」という自信を持てるようになって、
ちゃんと「目標への向かい方」を学んでいます！！