好き嫌い

ロマン派と近現代のピアノ曲は大好き！
でも、バッハはイヤイヤ弾いていて全然譜読みが進まない…
モーツァルトのソナタは嫌いじゃないけど、
なんかムズカシイナ…って、あんまり進まない…
という小学6年生の生徒さん。

譜読みが速いはずの子なのに、
バッハはまだ2声のインベンションをダラダラとやっている…
このままじゃ、いつまでも3声の勉強に入れないから、
発表会終わったら無理やり３声のシンフォニアに入るよっ！
じゃないと、憧れの「別れの曲」にたどり着けないよっ！
「うん…ワカリマシタ…」

発表会に向けては、
ドビュッシーのアラベスクを練習中。
この曲の中にも、バッハの3声、4声の勉強に共通するものが出てきます。
こんな細かいお話をバッハの本でしたら、
彼女は拒否反応を示しそう！なのに、
大好きなこの曲だと、
めっちゃ丁寧に音を聞いて弾くようになった！

ナルホド。。
こっち側から興味を持たせるという手があるのね。
私も勉強にナリマシタ！