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それぞれの伸び方④

私の教室では、生徒さんに決めさせることが多いです。

発表会の曲や発表会での活躍の形(連弾、アンサンブル、その他の企画もの)はもちろん、
普段のレッスン曲やピティナステップでの自由曲なども、選んでもらっています。
(勉強してほしい曲をこちらでピックアップした中での選択ですが…本人たちは選ぶのが楽しいみたい!)

「自由に選ばせてもらえる、自由に決めていい  = 自分で決めたことに責任を持つ」を
自然に学んでいるのかもしれません。

好奇心旺盛な6年生の生徒さん。
これまで、やってみたい事を次々と(コロコロと?)チャレンジしてきました。
作曲、コンクール、発表会での出演の形…
そして、彼女の「弾いてみたい曲リスト」はバロックから近現代までいろんな曲がギッシリ!
さらに、テレビや映画などの曲も、
しょっちゅう「○○が弾きたいから楽譜を探してください!」と言ってきます!
レッスン以外でも、お家でたくさんの曲を遊び弾きしているみたい。

何でも積極的に行動してハキハキとお話しできる彼女。
でも、前に進むことをなぜか躊躇したり、逃げてしまうようなところがありました。

「あと一歩頑張ったら、もっと上手になるのに!」→「私にはコンクールは向いていな~い」
(自分でコンクールを受けたいって言ったのに…)

「譜読みの力があるんだから、どんどん本を進めたらいいのに!」→「私にはムズカシイ~」
(ショパンの大曲を弾けるようになるために頑張るって言ったのに…)

1年生の時から、厳しくお話をし、じっくりお話をし、楽しい音楽のお話をし…
彼女らしい音楽の関わり方が見つかるように、いろいろな方向性を示して、
自分で決めさせてきました。

今は、
「ステップでは、ポップスに初挑戦!カッコよく決めたい!
そして、苦手だったバッハもきちんと勉強して出る!
会場は、今まで広いホールで弾いてきたけど、狭い会場の緊張感に挑戦してみたい!」
常に模索し続けている彼女!

最近、彼女の環境に大きな変化もあり、
レッスンはしばらく「本当に好きな事だけすればいいよ。」とお話したら…
あれだけ嫌がっていたツェルニーとバッハをちゃんと続ける、と自分から言いました。

無理にやらなくてもいいよ。(自分で必要なものを選べばいいよ。)
逃げてもいいよ。(道はこれだけではない。いろんな進み方があるよ!)

「これをしなさい!」と言われて従う方がラクなのかもしれない。
自由と選択権を与えられたことで、余計に迷うのかもしれません。

でも、長い目で見れば、
自分らしさをしっかり探していける強さが身に付き、
逃げてはいけない、自分の進みたい方向はどれか考える!
立派に成長してきました!








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