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幼児さんの音遊び

ピアノを習い始める導入教材は、音遊びが中心です。

体験レッスンに来られた時、このお話をすると驚かれることが多いです。
私も含め、バイエルのような本で
「ドレミ」を楽譜通りに弾くことを習ってきたお母様方にとって、
音遊びに何の意味があるのか、分からないですよね…。
それよりも早くドレミを習って、曲を弾けるようになってほしい!ですよね…。

でも、その教材を使って、
3、4歳から始めたお子さんは2年間、
5,6歳から始めたお子さんは1年ほどで、
立派に両手で弾く力がついています。

以前、3歳から習い始めた生徒さんに、
半年ほど経って初めてご実家のおばあちゃんが
レッスンに付き添っていらっしゃったことがありました。
レッスンを見るなり、おばあちゃんは
「○○ちゃん、下手じゃない!」

…スミマセン。
まだ音遊びしか教えていない段階で、
傍から見れば、めちゃくちゃ弾いてるとしか思えないのでしょう…。
このお子さんのお母様は、私のレッスンを信頼してじっくり見守ってくださいました。
この生徒さんは10年後、音楽の道に進みたいと思うようになります。

12月から習い始めた4歳の生徒さん。
まだ文字に興味がなく、なかなか「ド」の場所も覚えません。
でも、この半年間やってきたことは、

大きな鍵盤の絵に私が印した所に指を並べて、音遊び。
落ち葉の曲、真っ暗な湖で舟をこぐ曲、海の中でいろいろな生き物に出会う曲、
雲の上の曲、ぞうのパレード、宇宙を飛ぶ飛行機、雨の曲…
これまでたくさんの物語の中で音を出してきました。

もちろん、
音感トレーニング、リズムトレーニング、英語音名、ドレミを覚える、なども
物語の中に織り交ぜています。
集中力がまだまだ5分ともたない彼。
次々と物語が変わり、合間にドレミクイズ、音当てクイズを挟んで、
あっという間に30分以上経っています。

最近は、たくさんある項目の中で
「これやりたい!」「次はこれやりたい!」
と順番を指定してきます(笑)
ある日は、弾けるようになったお歌から、
ある日は、ABCカードクイズから、
ある日は、「指の本」から!?
指の本だけは、ひたすら1,2,3,2…と指番号を言いながら弾く、
子供には面白くない本だと思うのだけれど。
(先生が指の形をうるさく言うし)

結局、次のことが身に付けば、
あとはその子なりの伸び方をしていきます。

〇音楽の基礎力
〇先生に言われた通りだけをやるのではない、自主性と音楽を楽しむ気持ち

4歳の彼は、音楽の基礎はまだまだこれからだけれど、
自主性、音楽を楽しむことはバッチリ!


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