こんな日が来るなんて

ちょっと事情があって、、

7年前の中学生の時に、ピアノを習えなくなった生徒がいました。





このお嬢ちゃん、ピアノが本当に好きでとても良い資質も持っていました。

お互いに切ない切ない思いでお別れしました。




先日、色々な事を乗り越えた彼女と7年ぶりの再会を果たしました。




この7年間、、



私は楽しかった彼女とのレッスンをしばしば思い出して、元気でいるかどうかが気にかかっていました。



彼女はと言えば、私との想い出の品を机の上に置いて、いつか又ピアノを習いたいという気持ちで眺めていたそうです。




「ピアノは私のアイデンティティの中心だった」
と言っていました。


中学生の頃はカウンセラーになりたいと言っていたけれど、心も身体も診る事ができるからと今は医大生になっています。





仲間たちの近況を話したらとっても懐かしがって、


「グループソルフェージュ 懐しい。。。みんなに会いたい！」
と言っていました。






話が尽きず、お店に4時間もいました。時計を見てビックリ！



彼女は帰り際に

「こんな日が来るなんて。。」

と、しみじみ呟いていました。




ここの所、一度ピリオドを打った生徒たちとの再会が続いています。



夫に話をすると、

「いいねぇ。実際には息子が二人だけど、あなたには娘が沢山いる様なものだね」

と、羨ましそうに申しておりました。





お読み頂きましてありがとうございました。

今日一日も大切に過ごしましょう。

では又、ごきげんよう。