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ツェーゲの和音はお母さんみたい。

前回とは別の5歳の坊やの話です。





楽器は自分の出す音をよく聴きながら演奏する事が大切です。


そりゃあ、きいてるでしょ。


と思われるかもしれませんが、聞こえているだけで良く聴いていない場合も多いのです。



その為に必要な音感の訓練の一つとして、和音を聴いてドイツ音名で答える。
と言う事もしています。




ドミソの音は
「CEG!」ツェーゲ
と言いながら指を1本出す。




ドファラの音は
「CFA」 ツェーエフアー
と言いながら指を4本出す。




シレソは
「HDG」 ハデゲ
と言いながら指5本を出す。



シファソは
「HFG」 ハーエフゲー
と言って左手も使って7本の指を出す。




5歳のH君はおうちでママとこの音当てをしている時に、




「ハデゲの音はお爺さんみたいだ」。
と言ったそうです。



ドキッ!




そして、
「ツェーゲの音はお母さんみたい」
とも言ったとの事。




実は1.4.5.7 等の指を出すのは曲の中での和音の役割り(キャラクター)の事なのです。


それを、

1 (1度)はお母さん

5(5度)はお父さん

と教えています。

曲の終わりは大抵5度から1度に行って終わります。


これを、お仕事で緊張したお父さんはお母さんのいるお家に帰ってホッとする。


と説明しています。
楽典を教える事になった時に、

(そう言う事だったのか!)


と思ってもらえれば良い。と思ってやっていました。



ところが何も言わなくても和音をこの様なイメージを持って聴けていたので
感心しました。




因みに4度のCFAを、

「お姉さんみたい」。
と言ったそうです。




確かにね!



そう言えば4度のCFAの時にいつも嬉しそうな表情になるのは、綺麗なお姉さんを思い浮かべているのかな(*^^*)



お読み頂きましてありがとうございました。

では又、ごきげんよう。


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