メトロノームの使い方を間違えていたお母様

4拍子なら
「強　弱　中強　弱」


こんなイメージです。



この拍子感はとても大切。

拍子感があると音楽に流れが生まれて、無いと1本調子になってしまいます。



レッスンでは手拍子をしたり

リズムをピアノで弾いたり

ミニボンゴを使用したり　


拍の重い、軽いを感じられる様にしています。







1年生のママとメトロノームについて話をしていたらこんな事を仰っていました。


「うちの母は音楽にそんなに明るくなかったので、本来1拍目に鳴るチーンの音を、間違えてチーンが最後の拍に来る様に私に練習させていたんです。

小学校の4年生くらいの音楽の時間に自分でその間違いに気づいて、、衝撃でした」。





一度身体に染み込んだ物を払拭するのは大変！

その後しばらくは変な感じだったと仰っていたので、さぞ苦労されたのではないかと思いました。


試しに

どんな感じになるんだろうと思って、最後の拍でチーンと鳴るように弾いてみました。





すると





なんと、弾きやすい！



次は大事な1拍目ですよ〜　
とお知らせしてもらっている様で、導かれた1拍目を丁寧に弾ける気がする。

悪くないかも。。

(あ、でも真似して練習させないで下さいね。今だからそう感じるのかもしれないので)




このママは音大の声楽科を卒業されて、現在は小学校の音楽の先生。

しかもご自身の歌は色々なコンクールに入賞する実力です。



人には色々なエピソードがあるものですね。


お読み頂きましてありがとうございました！

では又、ごきげんよう。