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名人の演奏

【拍子を正しく守って弾くように。多くの名人の演奏をきいていると、酔っ払いが歩いているようだ。そんなものを手本にしないように。】(シューマン:音楽の座右の銘より)
シューマンは20歳の頃からピアニストを目指しましたが、無理な練習が祟り挫折してしまいます。その原因の一つとして、当時のピアノ演奏技術のレヴェルが格段に向上していたことも挙げられるでしょう。つまりピアニストとして成功するためには高度な技巧を身につけなければならなかったのです。
ロマン派はヴィルトゥオーゾ(名人芸)が全盛の時代で、名人たちは自らの技巧を見せびらかすことを最優先に、原曲を無視し自由にアレンジを加えたり、拍子を度外視して勝手にテンポを崩したりすることが普通に行われていました。
そのような風潮を非難して、シューマンは「新音楽時報」などで活発な批評活動を行いましたが、この一文を通して子供達に対してもその思いを伝えたかったのでしょう。(森直紀)


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