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無言鍵盤

【いわゆる「無言鍵盤」というものができた。ちょっと試してみるといい。何にもならぬことがよくわかる。—】(シューマン:音楽の座右の銘より)

シューマンの時代に発明された「無言鍵盤」とはピアノの鍵盤部分だけを独立させて携帯できるようにしたもので、弦が張られていないので音は全く出ません。この装置はあくまで上級者が用いるためのもので、譜読みや暗譜、そして指を動かす練習がどこでも、音を気にせずにできるのが利点でした。しかしこれは音がしなくても頭の中で音量や音質を想像できるレヴェルの奏者にのみ有効です。
ピアノ演奏は、まず自分の出した音をよく聴くことから始めなければいけません。つまり自分の弾いた音の音色を聴き、イメージ通りの音が出せているかを確認し、どのようにタッチすればより良くなるのか等を瞬時に判断して、次の打鍵につなげていくのです。
シューマンも初歩の頃から音に耳を傾けることの重要性を語っているのでしょう。(森直紀)


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