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新曲視唱

教室案内の方に、初歩の段階からソルフェージュを取り入れていますと書かせて頂いています。
ソルフェージュを取り入れている目的は、音楽の3大要素であるメロディ、リズム、ハーモニーについての理解を深めていくことにあります。

この二年ほど、発表会やコンクールのオフシーズンはピアノレッスンの残り時間にリズム打ちや音当てクイズなどに力を入れて取り組んできました。
さまざまなリズムに親しんで楽しく活動したり、両手を合わせる譜読みの理解が上達した子が多く、手応えを感じています。

美しいと感じる演奏には必ず、歌心があります。よく練習して、よく弾けるようになったね、と思う子がたくさんいるので、さらに豊かな歌心を磨いていきたいと思い、新曲視唱も始めました。

新曲視唱とは、新しい旋律を見て、予見時間で音を下見し、始めの音だけピアノで音とりをしアカペラで歌う、というものです。
取り組み始めて、多くの効果を感じています。

先ずは、単純に音符読みの練習になります。数えて読むのではなく、流れの中で次々と歌うのでパッと譜読みする訓練になります。
音程が最初から合う子とそうでない子がいますが、これまでのピアノレッスンで音感が身についているので何回か一緒に歌ううちにみなさん音程が合ってきます。
音痴な人はいないんだよね、とつくづく実感します。

そして、一番の狙いである歌心もやはりつきます。一回目は生徒さんだけですが、数回私も一緒に歌います。先ずは私の真似をしてもらいながら、一緒に練習すると音の高さに合わせて声をふくらませたり、なめらかな息づかいで歌うということが自然にできるようになります。

さらに、レベルアップするとこのフレーズはここまでを一息に歌いたいからこのくらいのテンポがいいなということも考えられるようになります。
ここまでくると、自分の普段練習している曲も、どのくらいのテンポだと良く聞こえるのか、という適正なテンポも自分で探せるようになります。
またフレーズの山を自分で探したり、自分のイメージに合う歌い方を自分なりにつくっていくこともできるようになります。

何事もコツコツ続けていくことで、ふと振り返ったときに積み上げたものを実感できると思うので、一人一人のちょっとした成長を楽しみに続けていきたいです。

欠かせない内容が増えていき、指導するレベルも上がっていくので、30分のレッスンに限界を感じることもありますが、できるだけたくさんの内容を詰め込もうと毎回のレッスンは時間配分の工夫もしています。


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