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読譜力。

ピアノを弾く。
これは、別に楽譜が読めなくても、問題はありません。
聴いた音を再現して弾く、いわゆる耳コピというものは、ある程度の訓練で出来るようになります。
耳コピは、「特技のひとつ」ですが、それは「ピアノを弾く上では当たり前の技術」です。

音楽高校や音大の入試の中に、「聴音」というものがあって、聴いた音楽を 5線譜に書き取っていくものがあります。
受験レベルですから、聴いたものをピアノで再現するのは、お手のものですが、それを楽譜にしていくのですから、ちょっと面倒です。
4回弾く間に、や、8回弾く間に、という指定があるので、ゆっくりのんびり 好きなだけできるまで取りかかっていてもよい、というものではありません。

ピアノのレッスンで、ワークを取り入れているお教室は多いと思います。
それは、知識を覚える、ということの他に、書くことによって読譜力をあげるためでもあります。
ワークは、ト音記号やヘ音記号、シャープやフラットなどの臨時記号の書き方や場所を覚えるのはもちろんのこと、出された問題を「綺麗に、かつ早く」書く必要があります。
「ゆっくり、汚い」では、できたことにはなりません。
また、ワークは「宿題なんだから、レッスン時間が少しでも無駄にならないように、家で直してあげよう」という親御さんのお気持ちはよくわかります。
そして、おうちでもきちんと宿題をみてくださって、ありがとうございます。
直すにあたって、「どうしてそこがだめなのか」と教えてあげる必要がありますので、もし分からなければいつでも聞いてくださいね。
ただひとつ、お願いが。
お子さんが「分からないからやりたくない!」という場合、宿題を済ませなくてはと焦る気持ちが先だち、親御さんが「下書き」して、お子さんが「それをなぞるだけ」というのは控えてください。
漢字も計算も、繰り返し 自分でやって覚えますよね。
楽譜も同じなんです。
先回りしてやってあげたら、恐らく永遠に読み書きを覚えません。
同じですが、弾く練習の時も どうか横で音を先に読み上げないでください。
楽譜ではなく、誰かの掛け声待ちでは、いつまでたっても音符は読めません。
楽譜にふりがなをふってあげるのも控えてください。
例えば、いつも間違えてしまう音や、加線がたくさんの音符には、ふりがなはアリです。
ですが、全部にふると、ひたすら ひらがな(カタカナ?)しか読みませんし、その情報でいっぱいいっぱいなので、指番号も 強弱記号も同時に読めないです。
そして、高いドなのか、低いドなのかすら 分からなくなります。
また、知っているメリーさんの羊や、ロンドン橋がでてきた時だけ弾ける、ということになり、演奏技術も上がりません。

イライラしてしまって先回り先回り、というのは、可能性も潰してしまいかねないので、それでしたら、フラッシュカードなどで、ゲームのように「音符早当てクイズ!」をやってみましょう。
やり方は、先生たちがご存知ですので、遠慮なく聞いてみてくださいね。


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