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忘れもの。

人間だれしもが、忘れることはありますよね。
つい、うっかり。
さっきまで覚えていたのに。
入れたつもりだったのに。

あるあるです。

レッスンでも、あります。
私は、数冊のテキストを使っています。
レッスンで弾いてもらう順番もだいたい決まっているので、特に小さな生徒さんには、楽譜に番号をふってあげることもあります。
その順番に、楽譜台の左側(私が左側に座る場合)に準備してから まずはテーブルで、ワークから始めましょうということにしてあります。

多い子だと、弾くテキストは、5冊。
バーナムテクニックから始まり、楽譜の説明が詳しく書いてあるテキスト、フレーズの取り方のレッスンのためのテキスト、曲集が2冊。

大手音楽教室は、1冊(ワークもあれば、2冊)なので、そちらからの転籍の方からは、多いと思われるようです。

テキストには、それぞれ良いところがありますが「補えるところがある」テキストも必要です。
それから、1冊だけだと、1日であっという間に弾けてしまって残りの6日は練習しない、という現象になります。
または、ゆっくり時間をかけて1曲を見る作業になると、譜読みがとても遅いままです。
そして、練習で しっかり座る癖もつかないくらいの短い時間しかピアノに向かわないので、レッスンでの30分や40分がもちません。

1週間、きちんと計画をたてて、毎日やった時にちょうどいい、というのが 4~5冊だというのが レッスンをしていて分かったところです(バーナムなどはとても短いですしね)

テキストが5冊(+宿題も出しているワーク)だと、つい、忘れてきてしまう生徒さんがいます。
レッスン直前まで書いていたワーク、家を出るギリギリまで練習していた楽譜など。
慌てて飛び出すから、そうなってしまうのですね。
なので、忘れ物が多い生徒さんには、「レッスンバッグを置いてあるところに」持ち物表を貼るように、と伝えてあります。

うっかり、では せっかく練習してきても、テキストがないばかりにレッスンできないですからね…

もちろん、教室には予備用のテキストもあります。
以前は、忘れんぼうさんにはそれをコピーしてレッスンしていました。
ですが、それをあてにして それ以後も 楽譜を持ってこなくなったり、また せっかくコピーの楽譜でレッスンして持ち帰っても、カバンの中でくしゃくしゃに丸まったまま 元楽譜に書き写すこともなく、ゴミ扱いになっているのを見てから、やめました。

楽譜を忘れたら、そのテキストのレッスンはしません。
もし、全部忘れたら…その日のレッスンは 無しですね。

仕方がないですが、「習う」とはそういうことですし、教える側が きちんと示さないと 間違った常識が身に付いたまま大人になってしまいます。

あ、たまに「もう暗譜できてるから楽譜いらない」と、持ってこない生徒さんがいます。
その日に合格ができるぐらいの仕上がりだとしても、絶対に丸はあげません。
やはり、それも学んで欲しいなーと思います。

それから、意外と多いのが、筆記用具の忘れ物。
とくに、消しゴム。
ポン、と置いたらあっという間になくなってしまいますよね。
そのままいれ忘れてくると、その日はワークできません。(教室で借りればいいや、という気持ちではいけませんよ)
入試などで、筆記用具を忘れたら?
借りられませんね。致命的な忘れ物です。

教室は、たくさんの生徒さんが出入りします。
消しゴムは、同じメーカーのものを使う生徒さんも多いので、必ず名前を書きましょう。
消しゴムのお洋服(←と、呼んでいます)を脱がせて、中に書いておけば消えません。

あ、そうそう、鉛筆を削ってこない生徒さんが多いのなんの。
帰りに声をかけても、翌週また ま~るいまま。
せんせー鉛筆けずりかしてー
確かにありますけれどもね。だめです(笑)

「来週のレッスンの前に削ろう」では100%忘れますよ。
だって、直前まで弾いていたテキストだって忘れちゃうでしょう?
レッスンから帰って来て、楽譜をピアノの上に出したら、いっしょにペンケースも出しましょうね。
そして、鉛筆をけずり、消しゴムがあることを確認してから、レッスンバッグにしまいましょう。

習慣にすること。これが大事です。
私も、玄関でかならず
お財布、携帯、鍵
と、唱えますよ。

さて新学期。気持ちを引き締めていきましょう。


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