地球人　(^０^)/　

　このところ、気温もぐんぐん下がり、寒い日が続いていますが、皆さま、お元気でお過ごしのことと思います。

　私は、この空気がピンと張り詰めている冬の日々も、好きです。何かが冴えてきて、想像力が増すように感じるのです。芸術活動には良い日々ですね！

　さて、日本の楽譜屋さんには、初心者の方向けのありとあらゆる教材があり、行くたびにどんどん新しい楽譜が出てくる感じですごいですね。日本は本当に恵まれていると思います。

　そして、このありとあらゆる教材の中から、果たして何を選んでいくのか。

　これは、講師の重要な仕事の一つです。

当教室の導入教材としては、

国内で販売されている音楽性に優れた教材（というのは、弾く人が本当に音楽を楽しめる音楽性の高い教材である、ということ。決して、”あるメソッド”にはまり込む、のでなく）

また講師自身がヨーロッパ各国で集めた、現地の教材の中から、その方にあった曲を選び、カスタマイズしてお渡ししています。

　そして、何より、たくさん歌を歌います！
それぞれの歌は、それぞれの歌が生まれた国の言葉で！

　私自身、日々、日本語のほか、フランス語、ドイツ語、英語を使って生活していますが、
音楽家という立場からも、言語も、大切な”音楽の一部”ととらえています。

　各作曲家の体に響いていた言語を自分の体で体感することは、演奏するためにも、非常に有効ですし、新しい耳を開き、やがて新しい価値観や文化を理解していく入り口になると考えます。

　そして・・

　何より、今この瞬間をとことん愉しむ！ということに長けているヨーロッパ人の価値観からは、私たちにもいろいろな気づきがあるように思います。

　もちろん、彼らは、次のバカンスの計画にも、つまり”未来への計画”も万全なのですが（笑）

　これをしたら将来どういう得があるのか、何を得るのか、または人に勝つか負けるか、

　ではなく、

　今、この瞬間を愉しみ、共有し、コミュニケーションを大切にできること、
人間同士の温もりに価値を置く、そして、システマティックではないこと、生きるということ・・でしょうか。

　そんなこんな・・このブログには書ききれない、、
　ヨーロッパのスタイルのピアノレッスンをお伝えしてければと思っています。

　それは、決して私たちが、”ヨーロッパ人になる”ということではありません。

　何人でもなく、地球人として生きられる、そんな日はそう遠くなく来る、と思います。
　
　そんな日々に向けて、少しずつ、精神を開いていけたら・・・

　当教室は、今年も、L'air de La・・・を目指して、前進いたします。
　
　ピアノを始められたい方、また再開されたい方も、当教室にご興味のある方は、
　　お気軽に、一度体験レッスンにいらしてみてください。

　　　　　　　　　歌や音楽に溢れたレッスン室で、お待ちしております♪