日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

ブルクミュラーコンクールでみた足台の調整

11月1日(日)京都で、ブルクミュラーコンクールが行われました。
今年度に入って、初めてのコンクールです!

色々な事がコロナ禍でなくなったり、オンライン・・・といった中で
旭堂楽器店のホールで行われました。

小人数6~7人ぐらいごとのグループでの審査でした。
1グループ15分ほどです。
あっという間に終わる感じでした・・・


でも、久しぶりに緊張する時間でした。


スタッフとして入りましたが、
受付では、検温、出演者の付添人などのチェック
ホール内では、保護者へのアルコール消毒、
毎回、喚起、ピアノと椅子を拭く、客席の椅子の消毒、
出演者には、抗菌ティッシュで手を拭いてもらい、マスクを入れるビニール袋の配布
といったことをしていました。


うちの生徒さんたちも出ましたが、
少なくても同じ年の子達の演奏を聴くことが出来て良かった!
短い時間でしたが、久しぶりに緊張した時間でした、
と言ってました。



ただ、

ちょっと、思ったことがあります。


小学校1・2年は、ほとんどの子が足台を使います。
ここ25年くらいは、足台をつけるのが当たり前になってきています。
中には、着けない子もいますが・・・。


でも、

その足台の高さや、ピアノとの前後の距離にあまりにもいい加減・・・

どういう高さがいいのか・・・?

とか

ピアノとの距離にもあまりに無頓着な感じで、
足台を置けばいい、という方が多いのに驚きました。


ほとんど親がしているようでしたが、わかっていない・・・
初めてやったのではないか・・・?!と思う保護者もいました。
これは、指導者が親にきちんと言ってあげることだと思います。



足台が高すぎて、膝が上がっている子、

足台が低くて、かかとが上がっている子・・・これは、なんのために置いているの?
意味ないやん、と言いたくなる。

椅子が近すぎて、深く座っていたり・・・

いつも椅子の高さは決まっているのか、同じ数だけ下げる、
ピアノ自体に、キャスターがはまっていたり、キャスターが無くても違うのに、
まず座って、自分に合う高さを感じるのではなく、

いつもと同じだから良し・・・って感じ。


小学校5・6年になっても親?や先生?が椅子の調整をするっていうのも
いかがなものか・・・?
と思うけど・・・。


うちは、椅子の調整は、入った時にまず教えます。

力が弱くて上げられない年齢は、手伝うけれど、
小1でも自分でやります。

足台は、重いのでペダル付きの間は、こちらがつけますが、
アシストペダルを使う時は、自分でさせます。



コンクールで足台をつける時には、
親にも家で練習してもらいますし、
うちでも装着をしてもらったりして、指示します。


私が保護者によく言うのは、
「例えば、バー(でなくてもいいけど)などで、高い椅子に乗った時、
足が地につかないと(足をかける所が無いと)、
足を置く場所を探しませんか?」
という事。

足がブラブラしていると、
安定しないのと
ピアノを弾く時に重心がかからない、
だから、しっかり足を踏ん張れる高さのものが必要です。

家でも必ず、足台が必要な間は、使って下さい、

と言ってます。

そういう事って大事じゃないかな・・・と思っています。
指導者は、保護者に任せるのであれば、その辺りもきちっと指導すべきことだと思いました。
でないと、子供はやりにくい状態でピアノを弾くことになりませんか・・・。


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ

↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント