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4. この頃のお子さんたちは忙しい

塾、スイミング、クラブ活動etc.
その中で「練習してきなさ~い!!」と言っても、時間的に無理な事もあります。

練習はしてこない 。
でもレッスンには行きたい、という子が増えました。

いいんです、いいんです。
時代は変わって行くのです。
昔のレッスンにこだわっていたら、私自身も成長しません 。

基本的に、『上達と練習は比例する』と思っています。

本気で上達したいなら練習しかありません。
スポーツと同様、根性と努力です。
でも人それぞれ、子供にもそれぞれ考え方があります。

「練習は好き、将来先生になる 」
「練習は好き、でも趣味でそこそこ弾けたらいいに」
「練習は嫌い、だからちょっとずつ上手くなりたい」
「練習は嫌い、でも上手くなりたい」
…う~ん、それはちょっと話し合おか…。


昔は私は、妥協しない厳しい先生だったと思います。
でも、時代は「ゆとり教育」にシフトし、
厳しいだけでは気持ちが「しゅん」となる子供たちもいました。

そしてそれから、レッスンに来た時にいかに効率よく練習させて、
少しずつでも上達してもらうか…が、私の課題になりました。

その課題期間は数年単位に及びますが、
「あれ?この子こんなに弾けるようになったんや~」
と気づきました。

小学生の時に全然弾いて来ない、そして不器用だから、
指回りが遅かった子が、大学生の頃にはワルツやマズルカを弾いていました。
趣味で楽しむ分には十分楽譜も読め、憧れのショパンなどが、
弾けるようになっていたのです。

それによって教えられたのは、
『長く続ける事が上達の道』なんだという事です。

その子達がいなかったら、ただの厳しい先生で終わってたかもしれません。
おかげで、いかに寄り添ってレッスンしていくか、
何が出来て何が出来ないのかを見極め、
ポイントを押える事が大切なのだと解りました。


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