生涯音楽を楽しめる人になってもらいたい

八王子の散田と小比企でピアノ、エレクトーン、リトミックのレッスンをしております講師の難波まゆみです。

一昨日、ようやく散田スタジオのグランドピアノの再調整と小比企スタジオのアップライトの調律が終わりました。
もう、音がピカピカ！いい感じに整いました。
特に小比企スタジオのピアノ…日本に帰って緊急事態宣言が解除されてからすぐに調律ましたが、やはり狂うのも早かったorz

今回は時間に余裕があったので、あちらこちら開けてもらい、出したのがコチラ↓





電熱線です
このピアノ、実は駐在先のマレーシアから声楽家の友人から譲り受けて、そのまま日本に持ち帰ったカワイのピアノ。とても愛着があります。
その中にビスで響板の内部に入れられていた電熱線…
マレーシアとか東南アジアのピアノは、湿度がいつも80％以上あるので常に温めて乾燥させるのですが、見事にサビサビガーン恐ろしいことになっていて、調律師さんがはずしませんか？と言われて。そりゃ、外さないと…
という結果でした。


今週も誰一人生徒さんが休まず順調に進んでいます。みんな元気や〜クラッカーほんとにありがたいかぎりです。
その中に大人の生徒さんがいらっしゃるのですが、
ちょっと特殊なレッスンです…ご紹介します。



レッスンで赤本も使っています。赤本とは、まだカラオケが主流になっていないころ、結婚式などの余興などで使われていた楽譜本(コードネームのみ)と歌詞カード本とわかれた冊子です。
今となればカラオケが凄すぎて必要ないですね。

でも私がウェディングプレイヤーでデビューした頃はまだ使ってました（笑）これを見ながらその場でリクエストにお答えして弾くのでウェディングプレイヤーは初見力といろんな曲を幅広くアンテナ張って雰囲気だけでも知っている必要がかなりあります。そして長い研修、訓練経て、ホテルなどでデビューでした。昭和歌謡は我が父が常に聞いたり、アコーディオンで弾いていたので私の子守唄と言っても過言ではありません！

彼女のレッスンでは、私のマレーシアでのママコーラスでの経験を活かして、歌唱指導をしています。
歌うジャンルもオールマイティな方なので、今日はジャニーズと玉置浩二と昭和歌謡でしたし、
体験レッスンの時はイタリア歌曲も歌えて、ほんとに素晴らしい才能の持ち主です。でも実はハンディーギャップをお持ちの方なのです。

そして、私の伴奏も曲によってピアノだったりエレクトーンだったり楽譜の調達の都合やキーの変更などの都合なんかでも如何様にも対応出きるのは…
ピアノもエレクトーンも弾ける私だから出来ること！
と、自負しちゃいます！！
先週あたりから動画を撮りながらあとで、YouTubeにあげて家に帰って確認しながらとても楽しんでくださっています。

大人になっても昔やった杵柄で、今からでも再出発できるのです。そして、お仕事や家事の合間に楽しく練習したり研究されているみたいですよー。初心者の方でもとても頑張り屋さんの方をたくさん見てまいりました。

最近では小さいお子さんでもピアノやエレクトーンどちらかを極めて、専門的に続けていくというよりは音楽全般に触れて生涯楽しんで音楽に触れていければ…というニーズが体験レッスンに来られる方もおっしゃる方が増えました。

そして、私自身が今日ピアノ？エレクトーン？歌う？なんて、今はあちこちから依頼が来て練習して発表するや配信する場が増えてきた分、忙しいけれど…色々なジャンルを演奏して心から今を楽しんじゃってますから…
生徒の皆さんにもそれが伝わっていてくれるんだなぁって感じています。