鍵盤ハーモニカ

鍵盤ハーモニカ探検

私の所に鍵盤ハーモニカを習いたいと大人の生徒さんが初レッスンにいらっしゃいます。
色々な童謡唱歌を是非吹きたいのだそうです。

鍵盤ハーモニカは、弾ける？吹ける？ので、時々使ったりするのですが、教えた事はないので、ピアノと何処がどう違うのか研究しているのです。

鍵盤ハーモニカの楽譜にドレミにスラーがかかっていたので吹いてみました。

ピアノでレガートを弾く様に123の指をつないで弾くと音が濁ります。
ピアノで同じ様に弾くと、レガートに繋がって聞こえますが、鍵盤ハーモニカでは、1つ1つの音をはっきりと弾いて、次の音を弾くときは前の音の指はきっちりと鍵盤から上げてしまわないと明確にドレミと聞こえません。
キーボードに近いのだなぁと思いました。

タンギングの練習をしてみました。
教本には、タンギングか指で切ってと書いてあるのですが、タンギングに慣れていないこともあって、タンギングの音の方が大きく鋭くなってしまって、もう少し練習しなくてはと思っています。

鍵盤ハーモニカは、ピアノより音域が狭いし、鍵盤も小さいです。
何処にでも持って行けてすぐ音が出せるのが魅力です。
鍵盤の位置を覚えて、指が動けば曲を演奏することはできます。

理屈はそうですが、音楽は音が出るだけでは伝わりません。
どう演奏したいのか、それを息に乗せて相手に伝えなくてはいけないのです。
歌心が必要になるのです。

音楽の基本は歌とリズムなので、たくさん歌って、弾いて、聞いてを繰り返していこうと思います。

さてさて、レッスンはどうなるかしら？