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ピアノはできるのに・・・

音楽教室につとめていた時に、小学3年生の女の子に教えることになりました。

初めてピアノを習うのではなく、幼稚園の頃から習っているとのこと。

「どのくらい弾けるのか聴かせてちょうだい」とお手並み拝見。

ブルグミュラーの前半あたりを堂々と演奏音譜

堂々たる演奏でしたが、どこか機械的な感じが残りました。
 
そして新曲を与え、譜読をしてもらいました。

そしたら、
 
演奏はできていたのに、読譜が遅く顔をしかめて辛そうな表情。

やっとこさっとこ読譜をしながら弾きますが、リズムをつかむのにも時間がかかります。


聞くとソルフェージュらしきことは教わっておらずピアノ教本ばかりをこなしてきたようでした。

私はもったいないな…と思いました。

ピアノを弾く前にソルフェージュを習わなければ読譜が苦痛になります。読譜が苦痛になると、ピアノが楽しいものになりません。

そこで私はその3年生の女の子に、ソルフェージュの教材と、少しレベルを下げたピアノ教本を渡しました。

ソルフェージュはリズム打ち、音を歌うをやらせ、リズムを読む力や音感を鍛え、少しレベルを下げたピアノ教本では読譜する力を鍛えました。やさしい教本を使うことで、次々と新しい曲にチャレンジでき、達成感が得られ読譜が苦痛になることなく進めます。たくさん簡単な曲をさらうと読譜力が身につきます。

数ヶ月、ピアノを弾く前にソルフェージュ、歌ってから弾くというのをやりました。

すると

その子の読譜するスピードはアップし、機械的な演奏がきちんとフレーズをとらえより音楽的な演奏になってきたのです。

やはりソルフェージュ指導は抜け落とせない大切なものだと実感した出来事でした。

その子はすっかりソルフェージュが気に入り、リズム打ちは喜んでやりますし、難しいリズムにもチャレンジしたがるほどでした。

このブログでも、何度も書きますが

子供はソルフェージュが好きです。

大好きなソルフェージュ、大切なソルフェージュ。

ピアノを弾く前にソルフェージュをかかさず取り入れていきたいと思うのです。


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