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お母さんの…青い表紙の本♡♡♡。

火曜日の夕方….、とっても仲良しの兄妹T君とIちゃんが、レッスンに来て下さいます。

先月だったでしょうか、お兄ちゃんのT君が、レッスンの合間に

「先生、僕 いつになったら青い本が弾けるの?」と聞きました。

「青い本…?」と聞き返すと、妹の Iちゃんが、

「先生、ほら、ハノンなんちゃらって書いてある青い表紙の本のこと。」と。


よくよく聞いてみると、お家にお母さんがピアノを習っていた頃の本があり、

自分の本には、イラスト入りで、『こどものハノン』と書いてあるのに、

お母さんの青い表紙の本には、『ハノン教本』とだけ…。同じハノンなのに…(。-_-。)。

どうやら、お母さんの青い表紙の本は、5年生のT君には上級生の憧れの本のようでした。


「それじゃ〜、今の『こどものハノン』が終わったら、弾こうね。」

そう、私は約束をしました。

そして、晴れて『こどものハノン』を卒業したT君は、意気揚々として

憧れの青い表紙の本を手に、レッスンにやって来ました。


「ど〜だった?弾いてみた?」と聞くと、「ウン。先生、弾いてみた❗️」と、

憧れの青い表紙の本を譜面台に置いて、そーっと1番のページを開けました。


時間の経過のせいか、少し茶色みを帯びたそのページには、

「指づかいを正しく」 「4の指のタッチに気をつける」「1997.5.○○開始」etc、

ほかにも、リズム変奏の番号や、次回のお知らせみたいな事まで〜(笑)、

いろいろ書き込んでありました。

ウフフフフ…、そうなんです〜、それを17年前に、そのページに書いたのは、

わ・た・く・し!なんです〜(≧∇≦)。


T君とIちゃんのお母さんは、私がここでヤマハの音楽教室を開いた時の、

一番最初の生徒さんなんです〜(≧∇≦)。

そして、T君とIちゃんは、お母さんのお腹にいた時からの長〜いおつきあいです〜。

『縁』…、一冊の青い表紙の本が、17年の時を経て、

お母さんとT君と私を、ふたたび繋いでくれました。嬉しい縁…です。


そーっと開けたページのハノン第1番を、満面の笑みとともに弾いてくれたT君、

いつか、T君かIちゃんのお子さんが、この青い表紙の本を、今日と同じように

開いてくれたらいいのになぁ〜(≧∇≦)。

な〜んてことを、考えた私でした。

その頃には、2人が使って、もっともっと古くなってるよね。 ウフフフフ…♡♡♡。


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