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上達の鍵

ピアノを習い始めたら、みなさん弾けるようになると信じていませんか?

しかし、楽器演奏はスポーツと同じように体で覚える要素も多く、練習が不可欠です。

ピアノがない・練習の時間がない・大人の方で脳トレのため習っているなどの理由で、レッスンに来た時だけで弾く生徒さんもいらっしゃいますが、弾けるようになりたい場合は練習しないと進歩はかなり遅いか見込めなくなります。

残念ながら練習が嫌いで辞める、思うように弾けなくて辞めるという生徒さんは、ある時期に適切な音楽教育を受けていない場合がほとんどです。

タイトルは「上達の鍵」ですが、ここではピアノ指導として、できる限り挫折することなく、しかも大きな苦労なく弾ける子供を育てるためにどうしたら良いか?ということを書いてみたいと思います。


◯ 生徒の得手不得手を見極める

ピアノを習い始めて、個性の差によって様々な成長のしかたが見られます。
得意なことや苦手なことは一人一人皆異なりますが、もちろんこれらは全て原因があり、克服する指導法もあります。


◯ ピアノが嫌いになる原因を取り除く

ピアノが嫌いになる原因はどういったことにあるでしょうか?
私が見るありがな原因は、譜読みが苦手、いろいろなことが理解できない、練習が嫌い、上手くならない、弾けるようにならない、どうしても頑張れない、などでしょうか。

よくある例を挙げさせていただくと、幼児期にグループレッスンで習っていてなんとなく小学生になり個人レッスンに付くと、わからないことやできないことをそのままにして成長してしまっていることが浮き彫りになって気づくことも。
当教室こういった生徒さんが1年生になっていらっしゃいます。
2〜3年習っているのに音楽の基本的な拍子やリズムの理解が乏しく、音は一人では読めず音名が書かれていたり、指や手の使い方は手指に負担をかけて上手く動かないことが度々あります。

グループレッスンが良くないというわけではなく、メリットもあります。
お友達と楽しく行えるし、ゲーム感覚で音符カード遊びができる、または合奏アンサンブルが可能です。
私は、何でも器用にでき、理解力がある子はグループで楽しめると思いますが、マイペースな子やじっくり取り組む子は個人レッスンが向いていると思います。

当教室でグループで行う場合はイベント的に年に3回、グループではありがちのデメリットを克服できる教材を使い少人数で行います。

何れにしても、ピアノが嫌になる→辞める→ピアノが嫌な思い出→音楽が嫌いにならないようなレッスンが好ましいですね。


◯ 年齢的特徴を踏まえたレッスン

乳〜幼児期には視覚の急激な成長が見られます。
視覚の成長は、等ホームページの他のブログにも度々書いていますが、乳児期から3歳くらいまでが臨界期(神経回路網が一過的に急成長する限られた時期)で、この時期に音符を見ると苦労せずに楽譜を読めるようになります。
教材は音符ビッツとオリジナルなものを使っています。

耳の成長は6歳くらいまでが臨界期、絶対音感をつけるならばこの時期に歌ったり聴いたり、ハーモニー感覚を養います。

打鍵力がついて来たらタッチの仕方を指導します。
だいたい3歳半から4歳近くなった頃です。
ロシアンメソッドを取り入れて、幼児にありがちな、音を出すために叩いてしまうことなく、綺麗な音を引き出すテクニックを始めから徹底的に指導しています。

さらに5感を刺激し、前頭葉を育む工夫をしています。


◯ 将来のために身につけると良いこと

基本的に身につけておきたいソルフェージュは、発達過程を踏まえて乳幼児期に必要不可欠です。

脳に音楽的回路を作るために、教材を使って、視覚と聴覚と体を使ってバリエーションにより楽しみながら音楽の三要素(メロディー・リズム・ハーモニ)を刷り込みます。
具体的には音程感や拍子感やリズム感、ハーモニーを聴き分けたりハーモニーを感じて音楽的な演奏につなげたりしています。

こういったことを乳幼児期に身につけると、どんな良いことがあると思いますか?

音を瞬時に読める読譜力により、すんなりと弾けるようになります。
何ヶ月練習してもなかなか弾けるようにならずにピアノが嫌になるということがなくなります。
さらに楽譜から音楽に必要なことを深く読み取ることができるようになります。
耳が育つと次の音を予測できるので、スムーズに次々と弾きやすくなります。

また集中力がつくので、根気や粘り強さも身につきます。

こういった音楽教育を受けたお子様は、できないことで挫折することなしに音楽を楽しみながら成長していくでしょう。




最後に

教師ももちろん経験に加え、勉強不可欠!
生徒さんからも学ぶことがたくさんあります。

音楽が好きな子供の成長を楽しみに指導しております。


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