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当たってくだけて平均律クラヴィーア曲集 第2回ハ長調プレリュード

 さあ最初はハ長調プレリュードです。グノーのアヴェマリアの伴奏としても有名なこのプレリュードはわりと弾きやすいのでソナチネアルバムの後半にも載っています。今日はA夫くんと、見学は同じく大人の生徒さんお二人です。 

A夫くん「こんにちはHEART先生。お約束通りうかがいました。この曲は聞いたことがあったので楽勝でした!一回弾いてみてよかですか。」 

♪~~~A夫くんの演奏~~~♪ 

一同「パチパチパチパチ」
A夫くん「どうでしたか?僕的にはオーロラとかきれいな河の流れみたいなものば想像しながら弾きました。」 
HEART「スラーが全体にかかっていてなめらかで強弱もしっかりついているロマンチックな演奏でしたね。ではちょっといろいろなピアニストの演奏を聴いてみましょうね。」
A「わあ~。テンポも弾き方もみんなぜんぜん違いますね。」
H「そう。そこがバッハの難しいところでもあり、おもしろいところよ。ロマン派の曲よりもテンポ設定の幅が結構あって自由。それからバッハの時代はスラーというものがなくてひとつひとつの音の間をあけて演奏するのが普通だったらしいの。」
A「スタッカートですか?」 
H「とは違って、はねる感じではなくあける感じ。もともとスタッカートはイタリア語で間を空けるという意味なんだって。」 
A「こう、ですか?」 
H「そうそう、指先と手首をうまく使ってね。音色もわざとチェンバロみたいに作る人もいるよ。ペダルの微妙なかけかたやタッチで音色は無限に変わるし手の重みのかけ方でも音の横のラインが変わってくる。ちょっと重みを感じながら表現してみて。」
A「こ、こうですか?」 
H「押さえないように、重みだけかける…。あ!今いい音でたね。」 
A「はい!なんか響きが手の奥にまで入ってくる感じがします。」
H「強弱で曲想をつけるんじゃなくて音色だけで曲を感じてもう一回通してみようか。」

♪~~~A夫くんの演奏~~~♪ 

A「あ、なんか最初とはちょっと違うバッハが弾けた気がします。おもしろかですね。」 
H「次回はイ短調のプレリュードを練習してきてね。」
A「はい!分かりました。あ~頑張ったけんのどが渇いた!」 
H「ビールは帰ってからね(笑)」

*「当たってくだけて平均律クラヴィーア曲集」はフィクションです。

http://pnet.kawai.jp/602574/topics/91304/ 当たってくだけて平均律クラヴィーア曲集 第1回のプレリュードのプレリュード 

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