学校の音楽会での上手な伴奏の仕方

秋桜の花が秋風にそよぐ季節となりました。学校では運動会や文化祭、そして音楽会が開催され教室の生徒さんも活躍の場面を多く見かけるようになりました。特に音楽会では日頃ピアノ教室で学んでいる実力を学校においても披露できる良い機会です。ピアノ教室の音楽も学校の音楽も基本は同じですので、音楽上のリーダーとしてクラス全体を引っ張る役割を果たして下さいね。上手に演奏するポイントは幾つかありますが、まずは音程や歌詞をしっかり覚える事。何時までも楽譜を見ていては音楽が自分の物になりません。合唱では自分のパートを覚えましたらどんな内容の歌なのか詩の情景を考えながら歌いましょう。歌の場合は呼吸や姿勢、顔の表情などに注意するときれいな響きのある声になります。また、合唱、合奏共に先生の指揮をしっかり見て拍子やリズムのタイミングを全員で合わせましょう。いわゆるみんなの気持ちをひとつにすることが重要です。ピアノソロの演奏は自分のタイミングだけで成り立ちますがアンサンブルの場合は他の人にも気を配る協調性がとても必要です。音楽会は音楽をきれいに演奏する目的もありますが、クラスの団結力を深める良い機会にもなっています。