学校の音楽会に向けて

♫薄紅の秋桜が秋の日の～秋桜の花が美しく咲く季節となりました。この時期の運動会は少なくなりましたが、あいにくの雨天のため順延が多かったようでハラハラドキドキでしたね。
さて、学校や幼稚園、保育園ではそろそろ音楽会の練習が始まり、室生の皆さんも担当の楽器やピアノ伴奏になったと話してくれます。他の人と演奏することをアンサンブルと言いますが、ひとりで演奏する時とは違ったポイントがあります。まずは他の人の演奏をよく聴かなければなりません。自分のやりやすいテンポで弾いていてはタイミングがずれてしまいます。また、歌の伴奏では合唱の息継ぎのタイミングも感じませんと、伴奏だけが先に行ってしまいます。基本的なことができるようになりましたら音量のバランスを整えることが大切です。しかし、相手を意識しすぎて自分の演奏が迷子になってしまっても困ります。このようにソロと違って気を付ける点が多いのですが、みんなで心をひとつにした良い演奏が出来た時は何とも言えない達成感が得られます。普段の生活ではわかりにくいですが他人との協調性を身につけるのには絶好のチャンスだと思います。当教室ではピアノのレッスンの時もミュージックデータの伴奏やピアノ連弾にして仕上げるようにしていますので、室生の皆さんはアンサンブルには慣れているのではないでしょうか。皆さんの演奏が素晴らしくなるように願っています。