通しだけの練習は危険！

♫あわてんぼうのサンタクロース　クリスマス前にやってきた～　いよいよ今年も残すところ１ケ月となりました。子供達には楽しさ満点の年末ですが、大人はやらないといけないことが多すぎて大変な季節ですね。
さて、発表会も来月に迫って来ました。例年ですと１年のまとめという事で２月に行ってきましたが、ちょうどその頃は新型コロナの流行と重なってしまうため今年は１２月に移動してみました。しかし、コロナの感染は減少することなく残念なことに過去最高数を記録してしまいました。今回の発表会も感染防止の措置を行いながら、生徒さん達の日頃の練習の成果を披露して頂きたいです。本番が近付いてきますと弾けるようになった嬉しさで全体を通しての練習ばかりになりやすいです。しかし、これには危険が潜んでいる場合があります。サッと弾いて練習を終えていると弾き方が雑になって今まで弾けていてところでつっかえたり、指が動かなくなってしまうことがあるからです。また、反対に何も考えなくても指が勝手に動いているのも本番に頭が真っ白になってしまう場合があります。こんな時は音楽のまとまりや切れ目ごとに分けて練習する事です。また、テクニックが難しいところはそこだけ取り出してゆっくり弾いてみたり、音読で階名唱してみるのもひとつの方法です。本番当日に素晴らしい演奏ができるようにあとひと頑張りしてみましょう。