コロナ渦でも発表会

♫フロイデ・シェーネル・ゲッテルフンケン～ベートーヴェンの交響曲第九番第四楽章の合唱の歌詞です。例年ですと各地で盛んに行なわれる第九演奏会ですが今年は新型コロナウイルスのため練習回数が少なくて済むプロ合唱団以外の演奏会は行われないようです。生誕２５０年の今年はベートーヴェンファンにとっては淋しい年になってしまいました。
さて、来年２月の発表会の演奏曲も幼児科以上の方では大分決まって来ました。幼児に付きましては、あまり早くから取り掛かり期間をかけすぎると飽きてしまいますので年内中にと思っています。発表会の曲は普段の練習曲に比べ、長い曲になる場合がほとんどです。ですので、およそ２～３週間前にある程度完成するように練習スケジュールを組んでいきましょう。発表会当日に完成と考える生徒さんもいますが、それはかなり危険ですのでご注意くださいね。まず、曲が全部で何段あるかを確認し、それを余裕も見た日数で割ると一週間でどこまで進んでいれば良いかがはっきりします。その個所を普段の練習曲と同様にリズム打ち→読譜→片手奏→両手奏の順で練習していきます。音楽はほとんどの場合４小節単位のまとまりですので、４，８．１６小節位で練習していくと流れが理解しやすいです。そして、短い時間でも毎日時間を決めて練習することが大切です。