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このブログは、【2013年9月1日】投稿記事の本文です♪
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NHKラジオ【夏休み子供科学電話相談】
今年も、楽しく拝聴させていただきました

子供さんからの質問、とても興味深いものが多く、
そして、質問者の子供さんに「わかるように」とても丁寧に回答をしてくださる
専門家の先生方の一生懸命さも伝わって、
本当にとても勉強になりました

この番組、今年は8月30日が最後の放送でした。
今日から9月。夏休みも終わるんですね…。

個人的には、「心と体」の質問について、
とても興味深く、大人の私もとても参考になる回答がありましたので、
ご紹介させていただきますね!



「やる気はどうしたら出るの?」

質問者の男の子は、
「やらなくちゃいけない事をやる時に、これが終わった後に、自分にご褒美をあげる」
という形で、いつも努力しているそうですが…

「あぁ、それもとてもよい方法だよね!」と、先生。

「勉強しなくちゃ」と、おぼろげに思っているだけの時は、
何か、別の事(例えば、テレビを見ていたり…)をしていて、
実際には、そのための行動を起こしていない状態が多い。

でも、具体的に「勉強」するために
「机の方向に向かって歩き出す」
「イスに座って、机に向かう」
「鉛筆を持って、教科書を開いて、お勉強をする」…
という「具体的なイメージ」を抱く事、そういう訓練をする事で、

ただ「漠然と、勉強しなくちゃ」と思っていた時よりも、
はるかに「勉強する、“やる気”を出すためのトレーニング」になる。

そして、イメージを抱き、それを実行する時に、
「勉強するために、机に向かっている自分」
「あ、自分は、勉強するために机に向かっている、エライじゃん!」
「ちゃんと教科書を開いて、これから勉強する自分、エライよね!」
と、「出来た事柄1つ1つ」に対して、
「それが出来た自分をほめる、肯定してあげる」と、より一層、やる気が出るそうです。

また、「人間のやる気」をつかさどる「脳の部分」といのは、
「やり始める事で、スイッチが入り、やる気が増す」という性質があるそうなので、
「漠然と、考えている事から脱して、先ずは、一歩を踏み出し、やり始める事が大切」なのだとか。



これは、子供だけでなく、老若男女、全ての人々にとっても有益な情報ですよね!


ピアノも「練習しなくちゃ」と思っているだけで行動しないのではなく、
取りあえず、「練習を始めてしまう事」で、
眠っていた「やる気」を目覚めさせて、
気付いたら、「あら、もうこんなに弾いちゃっていたんだ!」
って事になるんですね!

先ずは「行動を始める事」これが大切なんですね!





「どうして涙が出るの?涙をこらえる方法は?」

「涙」は、悲しい時、辛い時などに涙が出ますが、
辛い時、悲しい時は、「交感神経」の部分が強くなって、
緊張感が高まっているのだそうです。
人の体は、その「交感神経の高ぶりを鎮めるために」
「涙」を流して、「リラックスした状態」の「副交感神経」にチェンジすることができる。

だから、「悲しい時、辛い時は、泣いちゃっていい」そうです
それが、「人を自然の状態(リラックスした状態)に戻すために必要」なのですね!

でも、人前では「泣けない」時に、それを抑える方法としては、
(副交感神経優位にする方法)

1、深呼吸をして、リラックスした状態にする。
2、拳(こぶし)を握り締めた後、すっと力を抜くと、リラックスできる。
3、小さい子供は、泣いた時お母さんに抱きついてリラックスします。
  大きくなったら、実際にはお母さんに抱きついたりはできませんが、
  お母さんに抱きついた時のイメージを思い浮かべてみる。


こんな方法で、「交感神経優位」の状態から「副交感神経優位」の状態に持っていける、

涙を流さなくても、こらえられる状態になれるそうです。




「泣きたい時」は、「泣く」 それが、いいんですね。

ところで…「ピアノを人前で弾く」という行為、とても「緊張」します!

この「緊張」は、きっと「交感神経優位」の状態ですよね。
なので、「演奏する前に」上記の「リラックスさせるための方法」をやってみるのも、
効果があるのかな?と感じました!




「どうしたら、覚えられるようになりますか?」

1、繰り返し、繰り返し、(お勉強などを)続ける事
2、強く刺激する事で、覚えやすくする
3、つながりをつけて(例えば“語呂合わせ”等)覚える、「深く理解していく」


人の脳は、「覚えたい事、興味のある事」は、
「よく覚えられるようになっている」そうです。

でも、生きていく中では、とても辛い経験など「忘れたい事」もあります。
そういう「忘れたい事」、「覚えていない方がいい事」については、
「忘れた方が望ましい」のだそうです。

「忘れられる力」も、「人間にとっては必要な能力」なのだとか。



ナルホド。ですね

自分にとって「興味のある事、大切な事」をたくさん覚えて、
「必要でない事は、適度に忘れる」ことも必要なのですね!

人間の「脳」って、上手く出来ているんですね!


私も、「関心のない事」は、
まるで「全く知らない外国語」或いは「宇宙人の言葉」のように、
「何を言っているのか、示しているのか」さっぱり理解できません。

その代わり? 自分が「求めている世界」「興味のある事柄」については、
かなり「深く」理解することができます。

日本は、「平均的な人間」を作りたがる国(私はそう感じることがあります)のようですが、
「得意、不得意があってもいい」のだと思っています。



天は、二物を与えず

と、いいますよね。


今生、たった1度の「人生」

「何に打ち込むべきか」「何に時間を使うべきか」をよく考えて、
「自分にとって、必要な事」を、たくさん、深く学んでいきたいなぁ、と感じました。




今回の放送、全てを視聴出来たわけではありませんが、
幾つかの質問と回答を視聴して、本当に有益なお話が聞けて、ラッキーでした。


特に「心と体」の質問、子供だけでなく、大人も、とても参考になり、お勉強になりますよね。


子供さんからの質問って、本当に純粋に「どうして?」というものなので、
大人の私も、「その答え、聞きたい!」と思ってしまいます。

8月30日で、今年の「夏休み子供科学電話相談」は終わりでしたが、
色々な意味で、とても勉強になりました!

(大人ですが…
また来年の放送、楽しみにしています


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