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この夏は【われは海の子】で♪

このブログは、【2013年8月29日】投稿記事の本文です♪
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よくこのブログでも登場する「シニアの生徒さん」

夏休みになると、埼玉に住んでいるお孫ちゃんが長期間お泊りに来るので、

7月の下旬から【われは海の子】のレッスンをしています。

このシニアの生徒さんの一番下のお孫ちゃんは、
今春、小学校1年生になったのですが、春休みにお泊りにきた時に、

【1年生になったら】
「おばあちゃんのピアノの伴奏」で、
「小学校1年生に入学するお孫ちゃんが、歌ってくれた」、
という、とてもすてきなご体験をなさって、
ご本人も「とても記念になって、本当にうれしくて感動したんです。」


と語ってくださいました

そのお話を伺っていましたので、
「夏休み」という時季には、丁度いいかな?と思って、選曲しました

【われは海の子】という曲。

シニアの生徒さんも、学校に通っていたころによく歌っていた曲で、
今も、この曲を気に入ってくださって、練習に励んでくださっています。

お盆の週は、1回、ピアノ教室がお休みでしたので、
お盆休み明けに、「お孫ちゃんと、一緒に歌えましたか?」と質問してみましたが、

この【われは海の子】という曲を、知らなかったようで…

お孫ちゃんとの「共演」を楽しみにしていらっしゃったのに、何だか、ちょっと残念でした

学校の音楽の授業で「採用される歌」は、
「今時の作品」が、少しずつ増えて、
「過去、長年歌い継がれてきた曲」が削られているという事なのかな…

学校の音楽の授業で、昔から長年歌い継がれてきた日本の歌、文部省唱歌…、
今は、教わらない曲も増えてきているのですね。

すてきな曲が、たくさんあるのに…

文部省唱歌や、昔から歌い継がれてきた日本の歌って、
広く、世代を超えて、「同じ曲」で「歌でつながることができる」って、
とてもすてきな事なのに、何だか、ちょっと寂しいですよね。


このシニアの生徒さんも、
「いい歌なのに、残念ですよね。
文部省唱歌の歌詞も、とても心に響いて、
情景を思い浮かべる事が出来て、私はとても好きです。
今の子供たちにも、こういう曲を歌い継いでいってほしいなぁ。」
と。

私も小さな生徒さんにレッスンをしていて、
子供のころに、当たり前のように「知っている、歌っていた曲」を、
「知らない」生徒さんは、増えてきているような気がします。

今は、テレビで活躍しているアイドルやアニメの曲などの方が、
小さな生徒さんにとっては「知っている曲」って事なのでしょうね。

でも、私が子供のころに歌っていた「日本の歌」が、
「歌い継がれることなく、消滅していってしまう」のは、ちょっと寂しいですよね。

「新しいもの」だけ、「今、流行っているもの」だけで満足するのではなく、

一昔前に当たり前のように歌われていた「日本の歌」も「無くなってしまわないように」
「歌い継いでいく努力」をしなければいけない時代になったのかな?
と、考えさせられました。



昭和の時代は、母から子へ「童謡」「愛唱歌」を歌い継いで、
知らず知らずのうちに「覚えて、歌える」事が、当たり前でしたし、
幼馴染みのお友達とも、こういう歌を一緒に歌いながら遊んでいた記憶があります。


今は、核家族で、ご両親様とも「共稼ぎ」が当たり前で、
一昔(以上?)前、当たり前だった「母から子へ伝える歌」も伝えなくなって、
学校でも教えなくなってしまって、「知らない子供」が増えている時代なのでしょう。

でも、このシニアの生徒さんが、ピアノのレッスンで「日本の歌」を練習して、
何度もそのメロディを聴き続けていけば、
お孫ちゃんも「知らない曲」だったものが「知っている曲」昇格しますよね

おばあちゃんとの時間は、このお孫ちゃんにとって、「貴重な体験ができる時間」でもあります。

おばあちゃんのお家は「天国」って、感じていそうな、このお孫ちゃんは、
ただ「お家が広い」という事だけでなく、
「安心して過ごせる空間である」と同時に、「心豊かな時間を過ごせる空間」だという事を、
直感的に感じ取っているからなのかもしれませんね。



今年の夏休みは、先週末にお嬢さんがお迎えに来て、埼玉へお帰りになったそうですが、

おばあちゃんの存在って、子供さんにとって、とても大きなものなんですね!

お孫ちゃんのためにも、Oさん、頑張ってくださいね



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