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発表会に向けて


この日記は1週間前(2012年10月23日)にマイブログに投稿した記事の本文です。

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今回もご高覧いただきありがとうございます

毎回、「発表会に向けて」練習している曲は、どの生徒さんにとっても「現時点での実力よりも高いレベルの曲」に挑戦してもらっています
普段レッスンしている「ピアノランド」などのテキストは、少しずつ難しくなっていくので「順番」にレッスンしていって段々と上達していくのですが、発表会で演奏する曲は数カ月先の発表会の時にベストな演奏に仕上がることが求められるので、少し早い時期からレッスンを始めています。

私の教室は毎年6月に発表会を開催していますが、生徒さんにはソロ2曲、連弾1曲の合計3曲を演奏してもらっているので、秋頃から生徒さんと相談しながら曲を決めてレッスンしています。でもやはり「難しい曲」なので、レッスンの時に「本当に弾けるようになるのかな…」と、ちょっぴり弱気なことばがポロッと出たりしますよね。
そんな時は「きっと弾けるようになるから♫♪」と励ましながら、少しずつ進めていって「仕上がるように」頑張ってもらっています。

発表会は2部構成で、1部が生徒さんの発表会(連弾の部・ソロの部)で、2部が講師の演奏で、「折角ホールで演奏できるのだから」と、私もつい欲張って20分位演奏しているのですが「私、弾けるかな…」と私自身も弱気になることあります(^_^;) 生徒さんや保護者の方の前で演奏するだけでもプレッシャーがかかりますし、暗譜が心配になったり…それでも、やっぱり弾きたいと思うんですよね。

発表会で演奏する時間はほんの僅かな時間ですが、演奏者は「人前で演奏するために」気が遠くなるほどの時間をかけて準備して、見えないところで物凄く努力しているんですよね。
「現時点での実力以上の曲」を長い時間をかけて練習して仕上げて、ドキドキしながらステージで演奏する、こういう努力を積み重ねていける事が、ピアノを通して経験できます。
発表会は頑張って練習してきた成果を披露する場なので、当日緊張して多少のミスがあっても、それに向けて長い時間かけて努力してきた事こそ評価に値します。当日は、楽しみながら演奏してもらいたいと思っています

発表会に出演することで、普段のレッスンでは教えられない「人前で演奏する」体験を通して、生徒さんは驚くほど成長していきます。発表会の難しい曲を挑戦して弾けるようになることで、発表会が終わった後に普段のレッスンに戻った時に、生徒さん自身が「この曲簡単だね」と言ったりします。普段のレッスンが「緩やかな成長」を支えるものだとしたら、発表会は「1段階も2段階もステップアップさせるもの」なのでしょう。

子供のうちから「ピアノ」などの習い事をしていくことの意義は、毎日少しずつ努力を積み重ねられる「忍耐強さ」を身につけることにもあるんだろうな、と思います。
これからも、生徒の皆さんにはピアノを楽しみながら続けていっていただきたいと願っています



 



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