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「ゆっくり」の練習の効果♪

このブログは、【2014年6月12日】投稿記事の本文です♪
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発表会が近付いてくると、演奏する曲も、形がはっきりとしてきて、
だんだん「速く」弾けるようになってきます。

本番、この曲は、これ位のテンポだから…、と、

その曲に相応しい速さ・テンポで演奏する事になるのですが…、

でも、練習では「ゆっくり弾く」練習も、やっておいた方がいいんですよ♡

本番は、やはりどうしても、緊張して、鼓動も速くなるので…、
普段、弾いているテンポよりも、勝手に「速く」なってしまう事があります

いつも弾いている以上に、速くなってしまうと…、
指が追いついていかなくなって、ミスタッチも多くなって、
焦って弾いている状態になって「残念な演奏」になってしまう場合があります…。

誰だって、本番、「よい演奏」をしたいと望んでいて、
「残念な演奏」には、なりたくないですよね♡

だから…、日頃から「ゆっくりの練習」を加えておくと、
本番、鼓動が速くなっても…、
ちゃんと「自分の演奏」ができるようになる確率が高くなる、
と、経験上、私は、強く感じています。



発表会本番は、周りの人が「助けてあげたい」と思っても、
「本人の力で、乗り越えるしかない」 厳しい世界なので…、

練習で、「ゆっくり弾く練習」をしておくように、私は、生徒さんにお薦めしています。



「この曲は、これ位の速さ曲だから…」というイメージ を持って弾く事は、
それを目標にして練習していくので、確かに「大切」なのです。

でも、「速く弾く事」にだけ捉われていると、
「技術的に、弾けていない部分」を「ごまかして」弾いてしまうんですよねぇ…、

本当に、残念!


「ゆっくりのテンポ」で、練習すると、「ごまかしがきかない」ので、
自分の「弱い部分」「未熟な部分」が、白日の下にさらされて、
結果、それを、改善するために、対処できるようになっていくのですよね♪



速く弾く演奏 = 美しい演奏   とはなりません。



演奏は、どんなに小さな生徒さんでも
「聴く人に届くように伝えると事」 がとても大切ですね


ピアノで弾くという行為は、作曲家が想いを込めて創り上げた作品を伝える、

という、重大なミッションがありますから…



ただ、体裁が整えばそれでいい…のではなく、

聴きに来てくれた人々に  この音楽の素晴らしさを 伝えられるように…、

心を込めて演奏するものなのですよね。



以前も、書きましたが…、

他の人の演奏の「どんな部分」に、心動かされるか、と言えば、

ミスタッチがあったかどうか、等ではなく、

「その演奏に、歌心が感じられたり」
「演奏者の熱い想いが感じられたり」

そういう部分が大事なんです♡

「本人の内側から、音楽を語りかけていたかどうか」が重要なんです。

小さなピアニストさんたちにだって、
「自分が感じる音楽を伝えたい」という気持ち・想いは、あるんですよね♡

その生徒さんが感じている「音楽」を表現していけるように…、
そこの部分に、心を注いでいただければ…と、私は願っています




緊張する事が、容易に予測できる「ピアノの発表会本番」

練習の時に、そういう状況でも「乗り越えられるように」

「ゆっくり」丁寧におさらいして、

「本番、何が起こっても大丈夫!」と、自信を持って本番に臨めるように、

今、しっかりと練習を重ねていきましょうね



実は…、こう書き綴っていている私自身も、
この言葉で自分を戒めて、言い聞かせているんです


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