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自分の中に「指揮者」を育てる♪

このブログは、【2014年6月10日】投稿記事の本文です♫
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ピアノは、1人でメロディと伴奏を同時に演奏出来る楽器ですよね

メロディの部分は、少しはっきりと歌って、
伴奏は、メロディの音を妨げないような音量にして、
メロディと伴奏のバランスを考えて弾く事で、
全体的に美しい演奏になるんですよね♡



ピアノを弾く時のイメージは、
メロディ部分が、【ソリスト】で、
伴奏部分が、【オーケストラ】で、
ピアノを演奏する本人の中に、その演奏を指示する【指揮者】もいて、
【美しい演奏】を創り上げているんだろうなぁ…と、感じています。

だからこそ、ピアノは、難しいんですよね


大人の生徒さんも、よく、
「ピアノは、右手も左手も違う音を弾かなくちゃいけなくて、
頭の中で、色々と考えながらやるから、本当に難しくて…、
ピアノを練習していると、普段の生活では使っていない脳の部分を使って、
脳をフル活動しているんだなぁ…って、感じるんですよ!」
と、お話してくださいます。


そうですよね~。


メロディは、どんな風な音色で、どんな風に歌いあげればいいんだろう?

伴奏は、どれ位の音の大きさにすると、バランスよく聴こえるのかな?

曲のテンポは、これ位で大丈夫かな?…

等々、本当に、色々な事を 頭の中で指令して、演奏しているんですよね♪




私の場合、自分が演奏している時に、

自分の中に「指揮者」を担当する人がいて、

その「指揮者の声」に従って、演奏しているような気持ちになるんです。




ピアノは、1人で弾いているけれど、【演奏者の内側にいる“指揮者”】がいるから、

安定した演奏を支えてもらっている、そんなイメージなのです。



邪心なく、ただひたすらに ステキな音楽を感じながら演奏している時は、
無心に、音楽の中に入り込んで、
「その曲を弾くためにこの身体がある」、といった境地で演奏した時の演奏は、
聴く人の心に届く、説得力のある演奏になっている事が多いのですが、


「何事もなければ、この状態でOK」 なのですが、
この状態で演奏出来ることの方が、稀で…、
ふと 我に返ったり、雑念がよぎると、崩れてしまうという「とても危うい側面」もあるんですよね…。



そうならないために 自分の中に 【指揮する人】 を育てていく事で、
「ちょっとした演奏中のトラブル」にも、対処できるようになっていくんじゃないかな?

と、考えたりします。


指揮者は、演奏中、全体を見て、とても冷静に指示を出すんですよね。


自分の【美意識】に問いかけながら…、この音楽をどのように組み立てていくのか?

という事を考えて、演奏しているのだと思います。


緊張している本番中は、ドキドキして、冷静さを失ってしまうけれど…、
本番前の練習の時から、
ここの部分は、手首の高さがこれ位、とか、
ここの部分は、指先だけで弾く、とか、
そういう「冷静な具体的な指示」を出す人が、自分の中にいてくれる事で、
本番、緊張していても、大崩れしないで済む…という感じなんです。



演奏するその瞬間に、ベストな演奏をする事って、本当に難しいんです!


私も、それなりの年数、演奏をしてきて、
自分なりの「危険回避方法」を、少しずつ、身につけている…という事なのかな?



何回、本番のステージに立っても、緊張してドキドキですが…、
それでも、音楽を演奏し続けたい、と思う私は、
自分なりの合格点が出せるような演奏に、少しでも近づけるように…、
これからも、経験を積んでいきたいなぁ…と思っています♪



皆様も、きっと、「自分なりの対処方法」があると思います。

ピアノって、本当に、精神を鍛えてくれるんですよね!

私にとって【ピアノ】は、自己鍛錬の時間、なのでしょうね、きっと♡



今生、色々な分野の全ての事を体験する事はできませんが…、
ピアノ、という1つの道を選び、学び、研鑽を積む事で、
人としてとても大切な「真理」に近づいていけるのかな?と、思っています

きっと、「別の道」を選んだとしても、「真理を探究していく事ができる」のだと思います。

どの道を選ぶかは、本人次第。

私の場合は、それが、【ピアノ】だった、という事なのでしょうね♡

私は、ピアノの道を選んで、本当によかったです



皆さまの【選択した道】は、何でしょうか


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