発表会を終えて

静岡は桜が満開になり、お堀の桜が水面に映る姿はいつもながらうっとりします。


春の進学シーズン、体験レッスンのお問い合わせ、新規入会が続いています。
新しいご縁を大切に、丁寧にレッスンさせていただきます。


我が家のアプローチも、たくさんの花々が一斉につぼみをふくらませています。
いろいろな種類のラベンダー、特に富良野のラベンダーが昨年の酷暑を乗り越えて今年も姿を見せてくれて、香りを楽しめる季節が待ち遠しいです。
ひょろっと一本の苗木だったビバーナムティナスの木は、幅2メートルくらいに巨大化し、手毬のような白い小花を枝先にびっしりつけて見事です。


幼い生徒たちは、このアプローチガーデンのステップを「ケンケンパッ」としながらやってきます。そういうつもりではなかったのですが、(敷石が揃わなかった諸事情あり) 確かに子供目線では「ケンケンパッ」。楽しそうだから良かったということで (笑)。17になる娘までしているし…。


先日、春休みの発表会が無事終了しました。
出番待ちの間は、直前まで楽譜を見るよりも、メンタル面で意識を集中させるためには何より呼吸法が大切です。緊張のあまり足のブラブラが止まらない子、呼吸が荒くなる子、生徒と一緒に深い呼吸を誘導し、肩に力が入らないようにしました。


無事、皆立派に演奏することができて、生徒たちの成長に胸が熱くなりました。
ドレミで始まった生徒が、数年後には舞台に参加できるまでになっていくのです。日々の努力の積み重ねは凄いことです。その達成感を味わい、新しい自分を発見するきっかけとなったのなら、ピアノをずっと続けていくことができるでしょう。