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書き写す&声に出す 指導

最近この指導法が限りなくゼロになった気がする。声に出して読むのはまだやっているようだが、新しい言葉を習ったときに、子供たちに実際に発音させることを行っている先生はどれくらいいらっしゃるのだろうか?別に英語のことを言っているのではない。例えば「盗人の昼寝」を習ったときに、先生が「どうってことのない動作にもそれ相応の理由があるということを意味します。」さあ声に出して言ってみましょう。盗人の昼寝。はいっ」みたいなこと。日本語であっても「はいっ」と言われて話せない子の実に多いことよ。やっぱりそういうときに大人と子供は全然違う生き物だと思う。でも考えてみれば英語なんて、ネイティブにゆっくり発音してもらっても同じように発音するのは難しいのだから、別に大人も子どももないか。

書き写す指導法もすっかり影を潜めてしまった。楽譜を書き写しておいで、英語を書き写しておいでと言っても、小中学生だと正確にできない子が信じられない程多い。高校生でもアバウトな性格だと記号を落としてみたり、段違いをしてみたり、つづりを間違えてしまったりめちゃくちゃだ。頭を使わなくてもできる単純作業と考えていたが、どうしてどうして、とても難しい行為のようである。

たまたまラジオを聞きながら仕事をしていたら(自営業なので可)、NHK第1のらじるラボで、教育者の高濱正伸さんお話をなさっていて、
「書き写す、音読、無駄に見えるけど、ちゃんと書き写せた子は後々優秀。もれなくきちんと書き写せるということは精読力、ち密にきちんとできることにつながる。音読ができる子は成績がいい。ちゃんと力を育てる。」とのことであった。

そういえば、昔高校の英語の先生のお子さんがあみかに通っていて、付き添いでいらしたお父様に英語ができる子の特長ってありますか?と聞いたら、声の大きい子と言ったのを思い出した。

英語の発音がうろ覚えであれば当然声も小さくなるであろう。一週間楽譜を開いた形跡もなくぶっつけ本番でレッスンに臨めば譜読みに自信のない子は正しい音を弾いていても合っているかどうかわからないで音も小さく、弾き直してばかりいる。要するに毎日の練習が大切だということだ。
「わかってるんだけどできないんだよね~。」そう、私もそのグループだったからね、よくわかるよ。それでいいけど、あきらめないで、毎日今日こそはと挑戦してほしい。禁煙と同じだよ~ん。



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