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おおさむこさむ

明けましておめでとうございます。
昨年中も多くの方々にブログを読んでいただいて感謝申し上げます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、まだ松の内でのんびりしている方もいらっしゃるかもしれませんが、昨日はそれに似合うようなふんわりした雪が降りました。こんな雪は久しぶりです。外気がマイナスなので地面に積もってもさらさらで、ほうきで履けます。

ふと子供の頃に歌った「おおさむこさむ」の歌詞を思い出しました。「おおさむこさむ~山から小僧が泣いて来た~。なんと言って泣いて来た~。」というものです。その中で「上見れば虫っこ、中見れば綿っこ、下見れば雪っこ~」という節があるのですが、子供の時に降り積もる雪をただただ見つめて、この歌の通りだと思って感心した覚えがあります。

ちょうどレッスン中だった女の子にこの歌を知っているかどうか聞いてみたら知らないという返事に、時の流れを感ぜずにはいられませんでした。今の子は降る雪を眺めるようなこともしないのだろうなあ。雪だるまも雪ウサギも作ったことがないのだろうなあ。ブーツを濡らすまで雪の中で遊びまくって足にしもやけをつくった経験もないのだろうなあ。と思いをはせました。

合唱の練習が終わるともう辺りは真っ暗で、同じ方向の上級生と一緒に帰りました。すぐに足に感覚がなくなるほど冷たくなるのですが、お菓子屋さんの脇からなぜかお湯が排水されていて、そこに立ち寄って長靴を浸し足を温めてから帰るのがお決まりのコースになりました。

あの時歌った歌は誰の作曲だったろう?と夜中にごそごそと書庫を眺めたところ、なんと四半世紀以上前の楽譜が出てきました。驚いたことに人生1回しか練習したことのなかった歌が次々と口から流れ出ました。
ひとりでさびし,シャシャブとグイミ,豆狸(まめだ), ホラねろねんねろ。渡邉學先生の作品でした。あの時代はまだ日本全国地域性が強く、最近では全く実感できることのない童歌などが随分合唱曲になったようです。他にも岩河三郎先生の秋祭りなども走馬灯のようによみがえりました。

稲の香り~、スズメのおしゃべり、べっこう飴のあの子、とどの歌詞も子供の気持ちにささるものでしたが、今の子たちは近所に田んぼがあるわけでなし、八幡様のお祭りも敬老の日が移されて以来勢いを失ってしまいました。それでも子供たちは楽しく前に進んでいきます。彼らの力に期待したいと思いました。


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