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演奏会に参加させていただいて

ピティナのステップコンサートが無事に終わりました。現場で企画/運営なさる先生方は、今回は特にコロナ禍ということで、いつも以上に大変だったと想像いたします。最大の感謝を申し上げます。またこんな時期にもかかわらず演奏会に参加させようと英断してくださった保護者の方々、演奏会に出ようと決心してくれた生徒さんたちに同じく最大の感謝を申し上げます。

今回の演奏会で感じたことを少し書いてみたいと思います。

電子ピアノであっても音楽の楽しみを覚えてくれたらと思うようになりました。楽譜を見ても演奏会に出られることで、その子が頑張れるならそれもありなんだと思うようになりました。
以前は習うからには合唱の伴奏を頼まれる位上手になってくれたらと思っていました。でもピアノが今のレベルまで世間に浸透するにつれて、上手に弾くことよりも、上手下手は関係なしに音楽が一生の友達になってくれればいいと今まで以上に感じるようになりました。

電子ピアノが出始めた頃は、指が弱くてすぐにわかるほどでしたが、最近では、本物のピアノで練習している人以上に上手な人たちがたくさん出てきました。最初はうらめしく思っていた電子ピアノでしたが、ここまで音楽が身近になったのも電子ピアノのおかげなんだとやっとわかるようになりました。

YouTubeを見ていても、天才と言われる人の多いこと多いことびっくりしてしまいます。こうしていろいろな音楽の楽しみ方を見ていると、それぞれのレベルがあっていいのだと思えるようになりました。

ステップコンサートに参加させていただき始めた当初は、プログラム作りにご苦労なされている先生の気持ちをよそに、なんであんなに上手な子供の後に、全くの素人の大人を持ってくるの? などとドキドキしながら聴いていたのですが、参加者の方々が堂々と楽しそうに弾いているのを目の当たりにして、恩師が言っていた、比べたって仕方ないじゃない。みんなそれぞれ違う目的があって音楽しているのだからという言葉がやっと実感できるようになった気がします。

楽譜についても、最近は楽譜を見ながらでも見事な演奏ができる人たちが増え、楽譜を見ないと不安で舞台に立てない人たちが、楽譜を見ることで舞台に立てるようになれるのだったら、それも大切な選択肢なのだと実感できる演奏会でした。私もそんなことで少しずつですが勉強させていただいています。本当にありがとうございました。



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