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時代遅れな教材

 ゴールデンウィークが終わり、爽やかで真っ青な快晴の1日ですね。いつも写真が少ない地味な記事で申し訳なく思います。

 前回の記事で、きれい事だけで終わるような考え方が嫌いと主張していた事においては、驚かれた方々も多いかもしれません。しかしこれはレッスンだけでなく、日本の教育や社会にも問題があるのではないでしょうか。

 私はレッスンをやっていく上で、ヤマハとPTNAが提携して出版した「生徒を伸ばす!ピアノレッスン大研究」と、音楽之友社「ピアノの先生の便利帳」(ムジカノーヴァシリーズ)を参考にして、レッスン展開や教材選びをやっていきました。これは今から2~3年前のものです。

 レッスンでは初めから、アメリカ出身教材のバーナムやグローバーを使用してました。最初のうちに少しだけヤマハ出版「こどものプレハノン」を使用してましたが、やはり生徒さんが奥深い所へ興味を持っていったり男の子には人気がなく、地味目な内容であった事などを考慮した上で、使用をやめました。楽器店に出かけて色々と教材研究をしたのですが、やはり日本出身の教材はどうしてもピンと来る楽しく学べるものがないと思いました。

 日本出身の教材の長所は装丁の美しさと可愛いイラストですが、楽典、ソルフェージュ、楽曲分析や創作の教育においては力を入れてないのが現状です。日本人の人にとっては大好きな古典的な楽曲ばかりが中心で、言われた通りの事しか出来ない受動的な内容のものが多すぎるので、これでは男の子の生徒さんがピアノ嫌いになるのも当然ですし、音大への進学率が低くなるものだと思いました。

 私はバスティンを講座で知り合った先生からのアドバイスで、やってみようと思ったのがきっかけですし、お子様自身の意見としてはバスティンへの興味関心が高かったのです。私のアメリカ在住時に仲良くなった友達の子供(女の子)は他人の敷いたレールを歩くのが嫌いな性格なので、バスティン以外の教材への興味関心がないのです。また、私も先日再会した沖縄県在住の大学同級生の友達からも、アメリカ文化や教材のポリシーを理解して指導できる、日本全国でも数少ない先生のうちの一人だからこの路線でやるべしとアドバイスを受けました。米軍基地の近くやアメリカ文化の身に付いた地域では、バスティンは人気が出ると思います。

 まだまだ私も学習すべき事はありますが、これからの時代に日本出身の教材は世界に通用しないものだと思いました。

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