日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

小さな生徒さん~2~(気持ちを立て直す)

「いつも孫は

娘(母親)にびっちり

しごかれてがんばってるのに、

時折レッスンに行く中で

先生の前で

すごく機嫌の悪い態度を

してしまったことがあるみたいで・・・

娘が‘格好悪かったわ~’

嘆いていたこともあったわ・・・」







昨日の

娘さんのお子さんが

ヴァイオリンを習っている

年中さん~~

という友人とのランチ話です。







もちろん~~

ヴァイオリンであれ、

ピアノであれ、

リトミックであれ・・・・

就園児さんのレッスン

(特に年少・年中さんであれば)

何処の先生でも

あるある

ではないでしょうか・・・・。







その原因が

なんなのか~~~は

もう千差万別。

小さな年少さんの場合には

ちょっと眠いのか、

ちょっと疲れているのか、

親御さんとの二人三脚が

ちょっとうまく回らなかった・・・

ETC







年中さん以上になると、

それは~

抗議であったりもするのです。

予定と違った・・・

親御さんと会話で

齟齬があった・・・

先生が

(お子さんがやれそう~!ってことで

気軽に何か新しい挑戦の水を向けた)

それがたまらなく緊張した・・・・

等などで







大人にとっては

????びっくりなことでも

彼らなりに不条理を

訴えて~~

うまく伝えられないから

泣く・・・・えーん





これも

あります。

しかも・・・・

ひとしきり泣いた後、

彼らは

何がどれだけ原因だったのか

忘れてしまうことも多いので滝汗





親御さんにとっては

週一回のレッスンということで、

ありがたいことに、

「大事な貴重な時間」



と、

考えて下さり、

「先生に申し訳ないでしょ‥」





と、思って下さるのですが、

もう~~~これは仕方ありません。



お子さんにとっては

レッスンも・・・



普通の生活の中の

ひとコマ



なのだと思います。



もちろんお家とお他所

では違いますが、

幼稚園へ行くのも、

近所のお友達と

遊ぶのも、

兄弟で遊ぶのも、

おけいこに来るのも・・・





彼らの感情の中では

生活の一コマ。

たまたまその

アップアップアップアップ

になることがあれば

ダウンダウンダウンダウン

になることも・・・。





なので必要以上に

そのことに

評価を下さずに、

その時

やれそうなことをやる・・・。

大人にとっては

1週間に1回の30分なのですが

お子さんにとっては

気が遠くなるほど長い時間の中の

一コマ。





その一コマで大事なことは

決定的に嫌な時間にしない・・・

ことでしょうか。





症状が(?)

軽い時は(ほとんどそうです)

気が変わるように

何か違う視点に変えてみます。







特に年中さんにもなってくると

やはり

赤ちゃん寄りではないので、

自分の気持ちの中でも

「いつまで泣いていたらいいんだろう?」

と不安になったり、

迷ったりしているんです。

そんな時は

ちょっと違う話題や

ものが救いになったりします。





そんなこんなして~~~

気分を立て直す

ことを

彼らは学んでいます。





また、

少しずつ大きくなってきたら

「泣く以外の方法」

つまり

「会話」

を学んでくるのです。



どんなに小さな理由でも、

彼らが

訴えてくれることは

聴きたい

というより、

「言葉」で表現してもらう~~

のは、

大事だと思っています。





そうしないと、

共感も、

説明も

解決も

できないことを

知って欲しいと・・・。





レッスンに必要か?

と言われれば・・・

マストではないかもしれませんが、

お子さんの成長には

大事な点だと思います。

幼稚園や

学校でも

上手く説明できなくて、

泣いてしまう・・・・

喧嘩してしまう・・・

はよくあることですし、

いつまでも気持ちの中に

ムシャクシャを抱えないためにも

必要です。

集団授業では

ひとりひとり聞いてはもらえない・・ことも

勉強のひとつ、

試練のひとつだったりしますが





個人レッスンになるのですから、

そこは表現して、

会話して・・・







それでも

お子さんの理由は

かわいいもんです。





「ワークが終わって

ピアノに移動しようとしたとき、

お母さんがTシャツをスカートの中に

勝手に入れた。

自分でやりたかったのに・・」





これで・・・

火がついたように泣いた

年中のお嬢さん。



レッスン中は、

もう`子ども扱い’は嫌だったのかな。





「弟からレッスンする予定だったのに、

弟が集中しないから、

急に僕からやることになり・・・ずるい!」





「帰りに友達の所に出かける予定だったのに、

その予定が無くなっちゃったから、

ピアノに来るのもいやになった」





「せっかく家で練習したのに、

そのままピアノの上に楽譜を

置いてきてしまって

練習してない楽譜しか今、持ってない」







まああ~~~

いろいろです。

でも

しゃべってくれた内容は

「なるほど!!!」

じゃないですか!?



意思疎通のためにも

話せること

大事です。



演奏するってことも

結局「表現」ですから・・・







今、小学校低学年になって

1人でレッスンに来る男の子さん。

彼も、

幼稚園の時から

お通いで、

泣かないまでも

時折

フリーズすることがありました。



何かが気に入らないのです。

でも、

彼は早生まれでもあり、

話すことも得意でなかったのです。

お母さまもとても

心配なさっていましたが、

きちんと

毎週お連れ下さいました。







最近!

見事に自分の力で

「気分を立て直す」

ことをしているのです。

しかも~~~

小さい頃、

「お口でお話してね」

と私が言ったせいでしょうか?



もう小学生なので

私も聞きませんでしたが

先日は

はんべそをかきながら

レッスンに来て、

ふくれっ面。

それが次第にさっぱりした顔になり

レッスンが終わった時



「来る前に図書館に行ったら

読んでた本が楽しくなって

ピアノ休みたくなったけど

お母さんが行きなさいっていうから

つまんなくて

機嫌が悪くてごめんなさい。

(図書館は)

またあとで行けばいいから・・

頑張る気になった」

とさっぱりした顔で言ってくれて



いやあ~~

え?

機嫌が悪くて

ごめんなさい???





彼の成長、

涙が出るほど嬉しかったです。



そう!!

なにより大事なのは

自分の気分のコントロール!



大人でも難しいですよね

そして、

社会生活上、大事ですよね。



ピアノが上手、下手

以前に大事なこと

個人レッスンだと

親御さんと一緒に

少し拘われるかなあ~

と。

そう、

プラスにかかわることができなかったとしても、

ナイナスにかかわらないように

しないと・・・と

思った瞬間です。







さてさて

そんな中で、

昨日も書きましたが

昨今、

ご両親ともお仕事でお忙しくて、

土曜日におけいこごとを・・

っとお考えの方、

増えています。

ウィークデーにお忙しくされ、

土曜日はお子さんのおけいこ・・・



ほんとうに頭が下がります。

大抵は

まるでピクニックに行くように、

楽しそうに

家族丸ごとでいらして下さる方が

多いです。





そんなお父さまお母さまに

時折、

お子様のストライキが!!!

見ていて気の毒で仕方ありません。





でも見ていると

大抵の場合、

お子様にとっても

お父さまお母さまと

ご一緒の土曜日を

心待ちにしているんですね。





一緒なだけで嬉しく、

普段の幼稚園や保育園での

緊張もなく、

思いっきり甘えたい!!

その気持ちが

何かどっか火が付くと

手が付けられなくなっちゃう

お子さんも、

きっと自分を制することが

できなくなってしまうんですね。





そこらへんむずかしいです。

お子さんによっても

ご家庭によっても

違うかと思いますが

「ご両親と一緒」という

お子さんの心の中では

スペシャルな日!



上手に

楽しいレッスンに

結び付けたいものです・・・。

























↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ

↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント