ピンとした背中に静かなやる気が見えた小２君

いつも
休むことなく
通って来てくれて～
楽しそうに
おしゃべりして・・・
宿題（楽典や読譜などの初歩）は
きちんとやってきて


「ココはちょっと難しかった」
「これは簡単！バッチリ」
「これ・・意味わかんない。
ど～ゆ～こと？」

自分なりの進捗状況を
伝えてくれて
あ、ココが難しかったんだね。
ココまではきちんと理解できてるね・・・
と、
大変指導する上で
指標がわかりやすい
小２男子。


彼は
ピアノを始める前
お母さまが
「年長ですが～
かなりの早生まれで
幼い気がするので
いきなりピアノの個人レッスン
大丈夫かしら？
ちゃんとやれるかしら？」
と・・・ご不安な様子でしたので
年長さんでしたが
春～１２月まで
キンダーブリッツ（リトミック＆幼児教室）
にお通い下さり
お母さまも私も
「そろそろピアノの個人レッスンへ」
と思い、年明けから
ピアノを始められた生徒さん。

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音楽学院では
キンダーブリッも、
ピアノの個人レッスンも
おおよその年齢は決まっていますが、
基本「個人単位」で
保護者様と講師との
相談の上で
どのような始め方でも・・・
対処できるようになっています。

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現在、ピアノ個人レッスンになって
ちょうど丸２年。

山あり谷あり・・・
お子さんですから
気分が乗ったり乗らなかったり～
でも、
もう良い意味で
習慣化している「おけいこ」


それが
この間のクリスマスコンサートの
直前
なかなか止まったり
間違えたりせずに
最後まで弾くことが出来なかった
１週間前。


「でも、
ようやく最後まで見れたね！
先週は終止線にたどりつかなくて
先生、心配したよ。
良かった良かった」
と、励ますと～～～

「うん・・・
でも、もうちょっと
練習するよ・・・」
とぼそっと。


それから
３日後のクリスマスコンサート。


ゆっくりながら～～
見事に
間違えないどころか
止まらずに
最後まで弾ききって・・・！



隣で伴奏しながら
実は～
私は
静かに感動の嵐でした。



今、
写真で振り返ってみても～～
ピン！とした
お背中・・・



彼の
向き合い方が
態度に表れているんですね・・・。


●くん、本当に
たくさん練習したんだね！
たった中２日で！！


次のレッスン日、
「●君、先生驚いたよ！
たった２日でよくあんなに
仕上げたね～！！」

それでも●君は
静かに
「練習したからね・・・」
と。

お顔を見ると～～
まだ幼いお顔の
●君なのですが～～
しっかり成長していることを
確認できた～～瞬間でした。

さらに～～
「この間はさ～
ライバルも見つけたし！
練習するよ・・」


ん？？？


お母さまに伺うと
クリスマスコンサートで
どうやら
同じくらいの進度のお友達（男の子）を見つけて
お友達もがんばっているのだから
自分もがんばろ～～と
思ったのだとか・・。


皆で集まるって
そんな相乗効果も
あるんですね。
本当に
お互いに
切磋琢磨です。