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(耳の痛い)ためになる話

春に入られ、
半年が過ぎた

年長君!
このところ
とても
成長著しいアップアップ


昨日は~
キラキラ輝く目で
「これ!」
って本を見せてくれました。

彼は~
男の子特有の
図鑑大好きっ子!

お母さまが
「図鑑ばっかりなんですよ・・・」
と。

今までにも
「サメ」
ばかりの載っている図鑑等など
子供向けではあるけれど
クヲリティーの
高い図鑑を見せてくれました。



その昔
我が家の
次男も
‘キノコ’
‘食虫植物’

図鑑一辺倒だったお話を
お母さまとして・・・
それ以来、
レッスンの前か終わりに
彼は~~
お気に入りの図鑑を
ちょこっと説明してくれるのです。


昨日は

「昆虫」と
「節足動物」と
「甲殻類」と
「多足類」
(正確ではないかも・・・ゴメンナサイ)

のバトルなんです・・。
見た目気持ち悪いですが・・・
古代の生物とかも
加わってのバトル・・とかで~~
「面白そうだね~!」
っと思わず引き込まれてしまいそうな・・・。


その後、彼は
ピアノに向かい・・。
ピアノも
「これ、練習したから
自信ある!」
っと率先して弾くんです。

新しい曲を
説明している時の
彼の目は
ものすごく真剣で
興味に満ちた目!
しっかり聴いた後

「うん、
むずかしそうだけど
できそう」
と!

お母さまいわく、

「なんか・・・
ピアノ好きみたいで
よくひとりで練習しているんです」

そして~
帰り際

「これ、見て!」
牛乳パックと
アルミホイルと
割りばしと
で作った

「僕が作った昆虫だよ!
これでバトルして
遊んでるんだ」
と!
「バトル?同じ種類で?」
「違うよ!
カブトムシとくわがただよ!」
よく見ると~~~
割りばしで出来た
角の形が
T字型とH型で
違っています。
「すごい!!きちんと作ってあるんだね」
アルミ箔で作ってある足も
ちゃんと6本!
そのアルミ箔も
細くよってあるので
それなりにしっかりしているのです。

「こんなことばっかりして
遊んでいるんです・・・」
とお母さま。


たった30分の間ですが~~
彼が
どれほど順調に育っているか・・・
よくわかる30分でした。


2人の子供を
育てる段階で
幼児教育の専門の先生の
お話を

かなりたくさん伺ってきました。
その中のおひとりの先生とは

10年間長い間
子供を挟んでおつきあいさせていただき、
たくさんの講義をうかがい、
また著書を読ませていただきました。

また
私が幼児リトミックを
教える際にも
さらなる教えを請いに
うかがってきました。

さらに~
私が30年以上
教えてきた何百人という生徒さんの
状況(ビフォーアフター?)
等を踏まえて
ひとつ言えることは~~~

何をやるにも
大事なこと!

幼児のうちに、
身に付けて欲しいこと!

それは~~~

「聴く力」
です。

ここでいう
「聴く力」

音を聴音する力・・・
ではなく
(それも音楽では一番大事ですが)

何かを習う・・
勉強する・・・
ひいては
「賢い子に育つ」
上で
一番必要な力だと思います。


学齢期になった時、
賢い子は
先生の話を
「聞いて」います。
頭の回転が速いと
聞いていないようにみえて・・・
実は
大事なことは聞いています。


そのインプットしたことが

アウトプットできなくても
それは心配いらないのですが
まず、
聞いていないと~
その先は・・・!


よく~
「指示待ち人間にならない」
という一時期の流行りを
「人の話を聞かずに
自分で行動する」
と勘違いしている風潮がありましたが
お子さんに限って
完全に×です。

もちろん、
自分の創意工夫は別です、。


でも、
世の中のことも
お勉強も
遊びも
すべて



「はじめてだらけ」
のお子さんが
何かを知ってゆく・・・
身に付けてゆく・・・
には
「聞く」
ということが欠かせません。


これ・・・
私も
何度も幼児教育の先生に
言われましたが
そこのところを
腑に落とすのに
時間がかかっていました。


子供って
なかなか人の話を
聞けないものじゃないですか?
(これは情緒も能力も発達途上なので)


でも、
そこで
「お話きいてみたら?」
の水を向けるのが
面倒・・・ということも
あったんです(正直)。


でも、
学齢期になって
遅ればせながらわかった
「聞く」力。


学齢期になったら
学校の先生であれ、
塾の先生であれ、
親であれ、
話しを聞いて
学ぶ~~~
それが基本なわけじゃないですか!
どんなに
すばらしい塾に行かせても、
そこの先生の講義を
「聞く」
ことができないと
成績はあがりません。


理解するとか
できるとか
できないとか
やるとか
やらないとか・・は
その後の問題。


まず、
「聞く」
態度、姿勢。

それが~
ひいては
学力にもつながってゆくのだと
思います。

成績の良い子で
人の話を聴かない子を
見たことがありません。
一見聞いていないようでいて、
要点は
しっかり聴いていたりして。


是非!
お子さまの幼児期に
その力を
育ててあげて下さい!


これって・・
習うとかでなくても
「身を守る」
時にも
必要なんです。

「〇〇は危ない」

音声ではなく、
内容で
聴く能力がなければ
ダメなんです。


大事なことは
「読める」
ようになるまでは
「聞く」んです。


レッスンでも
お母さまが
「〇〇ちゃん、
先生のお話聞いてごらん?」
と水を向けて下さっていることが
よくあります。


「練習しなさい」
より
数倍も素敵なアドバイス!


もちろん・・・
長いお話は
禁物で、
なるべく
重要点のみお話します。
または
はじめの一歩のみを!


そして~~
「お話を聴いたら
上手くいった」


こんな体験を積み重ねてあげると
お子さんは
とりあえず
「大人(指導者)の話を
聞いてみよう」
となってきます。


ここで~~~
独自性は?
とか
思ってしまいますか?


私は・・・
若い頃、
思っちゃったんですよね。
独自性なんか
そのあとなんです・・・。


まず、
基本的なことが
頭に入ってなくて
個性なんて
ないんです!


是非、
お子さまの大事な
そして
貴重な時間を有意義にお使いください!

・・・・・・・

っと
話しは例の年長君に
戻りますと~~

彼は
自分の好きなものを
深く知りたい!っという欲求があり、
それにまつわる
ことで自分の発想を豊かに
遊ぶことができています。


また
「ピアノを弾きたい」
という気持ちがあると
練習する
のみならず、
「先生の話を聴く」
ということが出来ています。


先生の話を聴けると
難しそうだけど
できそう!
と、
自信に結び付いてくるし、
簡単に折れない
自己肯定感も
(これからですが)
積み重なってくると思うのです。


もちろん、
コドモデスカラ
はじめからそうだった
わけではありません。


自由にぴちゃぴちゃ
音を出せるわけでない・・と知った時は
手の形?
音が決まってる?
上手く指が動かせない?
でちょっと
眠くなったりしてました。

でも、
お話を聴いた通りにやったら
「出来た」
「出来たらもっと
いろいろやってみたくなった」


そんな水向けを
お母さまが
されたのだと思います。

もちろん、
まだまだこれから
同じように
繰り返し
ヴァリエーションを加えて
積み重ねてゆきますが。


たくさん教え込むより
「聞く」こと(短いアドバイスから)
の大切さを
繰り返し経験させてあげて下さい。


その成功体験(ちいさなことですよ)
が積み重なって
良いスパイラルが
生まれてくると思います。


今、
幼児さんを
たくさんみさせていただいていますが、
素晴らしいことに
どのお母さまも
「お話きいてごらん」
をおっしゃっています。


本当に感心して・・・・
自分の子育ての頃を
反省しています・・・・


でも、
生徒さん達、
とても
楽しみです!


長くなりました。
最後までおつきあいくださったかた
ありがとうございました。































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