はじめてのクリスマスコンサートに向けて（年中・年長さん）

寒くなり始めると～
私のクラスでは
「クリスマスコンサート」
の準備を始めます。


これは～
夏の発表会のような
大きな華やかな演奏会ではなく、
音楽学院内のホールで、
うちうちで行う
アットホームな「会」です。


幼児や
低学年さんは
クリスマス曲を
連弾。


それ以上の方は
その年ごとに
お話（ナレーター）付の
バレエや、
オペラの音楽を
生徒さんと連弾しつつ
ご協力下さる
当音楽学院の
ヴァイオリン
や
フルート
の先生、
そして
受験科から音大へ行かれた
元生徒さん
（クリリネットやホルン、トロンボーンも・・）
による様々な楽器で
室内楽を演奏していただきます。


生で
プロの演奏が聴ける機会を
生徒さんに
プレゼントしうたくて！！

オーケストラ曲を
その時いらして下さる
変則的な室内楽編成に
編曲します！


「くるみ割り人形」

「眠れる森の美女」

「魔笛」

「ピーターとおおかみ」

「動物の謝肉祭」

「ヘンゼルとグレーテル」
・
・
・
今年は

「白鳥の湖」です。

ナレーターは
当音楽学院で
「子どもの声楽」
を担当して下さっている
バリトン歌手の先生です。


夏の発表会と違うのは
「連弾」
なので、
独奏より
緊張しないかな？
というところ。

とはいえ・・・・
今年は
私のクラスに、
幼稚園児さんが多く、
それも
春や初夏から始められたばかりの


超初心者の
お子ちゃまたち！

でも・・大丈夫ですよ！
半年で培った楽譜を読む力、
指番号で弾く力
を総動員すれば～～
皆さん！
クリスマス曲のメロディーが弾けるよう、
おひとりおひとりの進度に合わせて
編曲しました！

ちょうど、
先週、小さなお子さま皆に
楽譜をお渡しできたところです！！


これから２か月で
充分弾けるはずですので
「はじめてのクリスマス曲」を
楽しんでくれたら・・・
と思っています。


季節の行事を楽しみつつ・・・
それまでの
「２か月間」
で、
自分の担当の曲を
計画的に仕上げる・・・



これも、
成長過程に
大事な経験になるのではないかな？
と実は・・・目論んでいます。
楽譜にも、
「ここまで〇月〇日目標ね」
「ここまで△日」
「ここまで◇日」
「そうすると・・・・
その先は先生と連弾練習で・・・
ちゃんと、ココには仕上がるね！」

と、
計画表を
楽譜の横に書き込みます。


そして、
レッスンごとに、
お楽しみの
クリスマスシールを
貼ってゆくのです。
もちろん・・・・
普段のレッスン曲とは別に。


お子様たちは
２か月先をイメージしながら
一歩一歩仕上げに向けて
積み重ねてゆくのです。



普段のレッスン曲でも
予定や
目標はありますが、
それは～変更もあり・・・で（笑）


でも、
本番が決まっている
発表会や
こうしたイベントは
お子さまもよく理解していて・・・
効果抜群です星


無理のない範囲で、
「目標に向かう」
計画性や
習慣が
自然に
ついてくれると良いな～
と
思ったり・・・・



欲張りですかね・・・。