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モーツァルトK545 2楽章 和音の扉を開けて!

小学校4年生の生徒さん。


年中さんの頃からお通いで、
お小さい割には
「指導者の話を聴く」
ということが良く出来ていて
(コレが実は全てなんです!)



理解力もあり、
毎週練習もキチンと出来ていたため、
先を急がず
手の形や音の出し方に
時間を割くことが出来たスタートだったことを
覚えています。



時は流れて~~



今週から
モーツァルト ソナタ K545 の
2楽章を始めることになりました。


昨日は

最初の部分の片手を

さらってきてくれました。


右手は美しいメロディーで
左手は静かな伴奏。
難易度的にはさほど難しくない~~??


普通は
そんな感じででしょうか~?

いやいやいや・・・・


私的には
左手の伴奏の和音を
意識してもらう
スタートに
絶好のチャンスの曲なのです!


この美しいメロディーを
どんな和声で支えているのか?

是非!
意識を向けて欲しい。


お子さんは
ソナチネを弾くようになると~
他の少し新しい時代の
オシャレな和音とは違って
少し硬い

ドミナント→トニック

のイメージを強く持つようです。
もう少し表現してくれるお子さんでも
「こんなとこが・・・印象的」
って・・・

カデンツ

なんですね。
それは~かなり正しい感覚だと思いますが、

モーツァルトって
よくよく調べてみれば~
和音の使い方、
転調の仕方の
素晴らしさを感じるところが
多々あることに
気が付くチャンスが
(この曲に限らず)
「2楽章」には
たっぷりあるのです。

もちろん、
それを全て分析しましょう!などとは
言いません!

でも、
「このメロディーに
こんな和音が変化してついているね」
は、
ちょっと意識して欲しい・・・

それをどう感じるか?
は生徒さん次第ですが・・・。

まずは、
メロディーを弾きながら
左手の16音符の分散和音を
1拍ごとに、
4分音符の和音にして
ゆっくり弾いてもらいました。

そうすると
Ⅳの和音伴奏の4拍めに
Gの保続と共に
イ和音の
Ais と Cis が
出てきます。

ココ、
そのままⅣの和音で
弾いてみせて、
それと
比べてみます。

どう??





これはとても効果的で
旋律のエネルギーのベクトルが

あ・・・
メロディーの歌い方のヒントが
モーツァルトから指示されているように
感じるのです。

とりあえず・・・
今日はここまでで・・・。

あまり細かいことばかりに捉われるのも
どうかと思いますが~~~
ソナチネを
ドミナント→トニックと
カデンツのみに
終止するのは
誰であれ、
もったいないので~~
ここまで弾けるようになったなら
感性に
何かを投じてみませんか?

それが~
ただ「歌って~~」
より、
「歌ったメロディー」
を弾けるようになると・・・。


そんな
レッスンをしています。

























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