日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

中学受験とピアノ(前編)

ピアノ教室.COM

今回はお盆休みということもあり、
だいぶ以前書かせていただいた
「中学受験とおけいこごと」
について少し焼き直しつつ
2回に分けてかかせていただきたいと思います。


中学受験は夏休みが天王山と言われ、
暑い中、一生懸命頑張っておられるお子様も
また、来年はそうなるな~と
お迷いの方もいらっしゃるかと思います。


遠い昔、
中学受験は私も姉妹も経験しましたし、
近い昔
息子二人も経験しました。
さらに、
ご縁があって、
進学教室なる場所で、
私もお手伝いをしたことがありますし、
二人の息子も、
大学生の際バイトをしたのは
進学塾でしたので、
その実情、
親御さんのお気持ち、
子供の気持ち
あまりかけ離れずに
わかるつもりでおります。

また、
指導者として30年以上、
受験と遭遇するお子様たちの
状態を見たり、
指導したりして参りました。


遠い昔と
近い昔では
塾のありようも、
内容も
親の考え方も変わってきました。
もちろん志望動機も、
志望校選びも・・・。


確かに、
親御さんにとっても、
子供さんにとっても、
はじめての試練のように感じますし、
良い試練、
良い体験になる~~
とばかりは言えない状況も確かにあったりもしますね。


その昔、
中学受験の準備は小学校4年の3学期でした。
それが
第一子の頃は小3の3学期に一斉スタートになり、
第二子の頃はその小3の3学期のスタートに向けて
プレスタートする猛者は
どんどん増え、
中学受験に良いスタートを切るための
準備講座もたっくさんあります。

でも、
実際経験された方はほとんどおっしゃると思いますが
スタートが早ければ安心~というものでもありません。


ピアノを始めたばかりのお子さんで、
ようやく楽譜を見ながら
達成感ある曲を弾けるようになり、
これから!!今までの
積み重ねの成果を出して行ける・・・

といった、その時!

「今年からは塾もあって・・・」
は珍しくないお話になってきます。
大抵は、
曜日変更のご相談や、
時間配分のご相談になることが多いのですが、
場合によっては
ごくごく稀に
そして突然意を決したように

「おけいこ」全て辞めてかかる・・・方!も・・・。


けれど、
中学受験のみならず、
高校受験でも大学受験でも
後で
「辞めずに、お休みにしておけばよかった」
というお話を聞くことが多いです。

実際、
再度お通いになられる方もいらっしゃいます。
「チョボチョボでも続けておけば良かった」
とおっしゃいます。

なぜ?


都内有名進学校の
学園祭へ行かれていると・・・
その答えが見つかります。

ピアノのめちゃくちゃ上手なお子さんが結構います。
オーケストラ部が上手な演奏をしています。

大学でも
早稲田のピアノの会や
東大のピアノの会には
普通のピアノ教室では
発表会でトリをとっていたでしょうね~~

と思われるほど上手な方がかなりいらっしゃいました。

(いや・・・実際、東大はグランドピアノも、アップライトピアノも・・
ピアノがたくさん置いてある大学!という印象)

東大や早稲田で聴いたたくさんの演奏は
「大きくなってやりたくなったらまたやればよいよね」
ではとても無理な・・・・
きちんと積み上げてきた演奏でした。


ある超有名進学塾の先生が
おっしゃっていました。

夢中になった親御さんが
ついに、
「小学校の運動会も休ませて
勉強させないと間に合わない~~」

「修学旅行など行くのは時間の無駄にならないか?」

と相談されたとか。
その先生は
「もし、小学校行事をお休みしてまで勉強して・・
仮にぎりぎり受かったとしても、
それでは~~
合格された中学校でも皆についてゆくために、
行事をお休みし、部活動などに目もくれずに勉強しないと
困る~~なんてことにもなりかねませんよ」
と。

目標のために、
何かを多少がまんして、
がんばることは必要かもしれません。

でも、
その先に必要な脳力、経験をするための機会を
失ってしまうことは~~~
よくよく考えなければならないと思います。


合格し入学した次の日から~~
「普通の学生の生活」が始まります。
栄光も偏差値も
吹っ飛んだ・・・・普通の生活です。
それは~~~
まさに、人生を生き抜くための
勉強があり、部活があり、
友人とのコミュニケーションを楽しんだり悩んだり
普通の毎日だらけになるのです!
(結婚式が終わった途端に訪れる
日常と似てます・・・ね爆  笑)


その覚めた日常を紡ぐとき、
手に何を携えているでしょうか?



少し以前になりますが・・・
東大合格率日本一の・・・あの男子中学校の
「音楽の試験」は

ソナチネの1番 C-dur

の演奏だったことがありました!
もちろん、ピアノで弾くのです!

これって・・・・

この中学校に入学する能力の子は
中学でこのくらい弾けて当たり前
っていうことだったのでしょうか???
少なくとも、
小さいころからある程度の音楽教育くらい受けさせている
親御さんが育てているお子さんということだったのでしょうか?


昨今特に声高に言われているような
ピアノを習うと頭が良くなる
ということだったんでしょうか?


長くなってしまいました。
後編は夜、書かせていただきます。


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ

↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント