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「夏が来れば思い出す~♪」を聞くと思い出す話

やはり音楽は
「音感があったり、才能があったりしないとだめですよね?」
というご心配をよくお聞きします。

確かに~同じ言葉かけをしても
「感覚の良いお子さん」
「センスの良いお子さん」
「理解の早いお子さん」
「器用なお子さん」
はいらっしゃいます。

でも、
長年指導していて、
伸びるお子さん~は、
必ずしも、そういうタイプでなければならない~~
ということではないです。

では「努力?」「練習?」
もちろんそれも皆無ではないでしょうが

‘伸びたな~’
と思ったお子さんの「共通項」は~~


「素直さ」

これに尽きます。

それは・・・
‘普通のピアノのおけいこ’ でも、
‘受験生’ でも。



それを何度も目の当たりにして~~~
私は自分自身、何度、子供時代からやり直したくなったことか!!!!

そういえば~~~



その昔、

私が東京藝術大学に入る前、
フェリス短大の音楽科に在学していたことがありました。


そこで、今は亡き「中田喜直」先生の
授業を受けた時、お聞きしたお話。

誰もが一度は口ずさんだことがある唄

♪~なつがく~れば思い出す~♪
で知られる

「夏の思い出」

この曲を作曲された時、
当初はもう少し違うメロディーだったとのこと。

それを
お母さまが
あまり評価なさらなかったとか・・・。

先生はお気に入りだったそのメロディーを
どうするか?
悩まれたそうです。

さて、どうなさったでしょう?


①芸術家だから、誰が何と言おうと
自分の感覚を突き通す

②書き直す


③長らくペンディングにする







答えは②だったそうです。

理由は

「自分は良いと思ったけれど、
多くの人に歌ってもらいたいメロディーを
こんなに身近な家の中に‘‘良くない’’と言う人がいるのは
どうだろう??」

と、思われ、
書き直したのが、
世の中に知られているあのメロディーなのだそうです。


私は長らく、この授業前のお話が心に残りました。

イメージとしては
あれだけの才能ある作曲家、①を決め込んでも不思議はないし、
もしくは~~

ケチがついてはやる気を失う~~かな・・と。

それが~
一番思いもよらない結果だったので・・・。


まあ~
お父上が(早春賦などの)作曲家 「中田章」氏だから・・・
お母さまは通常以上に耳が良かった?とも思えますが。



最初に書かれたメロディーはどんなだったんでしょう??
















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