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生徒さんに歴史あり! (ピアノのレッスン室より)

今日最後の生徒さん、

この春から私立中学に通う男子!

運動系の部活もしていて、体格も立派で、昨年くらいから私よりも大きい!


彼が初めて来てくれたのは~6年前、小学校入学する春。

お母さまが

「大手の某音楽教室に2年通ったのですが、

まわりの女の子たちはみんな弾けるようになったのに、

この子は全然わからなくて・・・。

皆さん、お母さんも教えられるみたいで、でも、私は楽譜も読めないから

ダメなのかしら・・」

ととても心配していらしたのを覚えています。


「まだ、これから小学生なのだから・・・全然心配要らないですよ~」


とお話しましたが

「とにかく、グループで遅れを感じてしまったので、

個人でこの子のペースでお願いします。」と。


でも・・・

初めて見ると、きちんと説明は聞くし、

少しずつでもきちんと進むことができるお子さん。

ただ、どうやらゆっくり楽譜を読む機会なく、まわりに合わせて

あわててしまって・・・「なんとなく」弾いていて困っていた~ようで。


幼児の頃ってどうしても、女の子の方が精神的な成長が早いので

男の子がその中に少数で入ると・・・なかなか辛かったり。

(長男が早生まれで・・同学年の子より幼いわが子を見ていたのでよくわかる~)

親としては~~このまま遅れてしまったら!!

と焦る気持ちはわかりますが・・・


このままではない~~ことをちょっとだけ(ちょっとだけ!!)長く生きてると

わかっていますし、

個人レッスンですから、もう周りを見ずにマイペースでがんばってもらうことにしました。


お母さまも、(楽譜の読み方など)メモをとられて~

半年間、お家でもフォローして下さったのが功をなして

いつのまにか~~心配そうに駆け込まれた入会時を忘れてしまうようになりました。


さらに、彼は休まない!

うまくいってる時も、うまくいかない時も、粘り強くレッスンでも練習します。

夏の発表会でも、1回ごとに難しい曲にレベルアップしてゆきました。


ふと気が付くと・・・

6年生。

6年生の1年間は塾のテストとレッスンが被るときには、

かなり遅い時間にレッスンに来たりしながらも、

続けていました。


一度、夏の発表会が終わったらしばらくお休みする~~

との話がありました。

練習をしなくなったから~というお母さまのお話で。

どういう親子の会話があったかわかりませんが、少々喧嘩したのかな?

次の週

「辞めるのやめていいですか?」

と彼が意を決したように。

そこで、極力曲数を減らし、気晴らしになる様に続け・・・

冬に「合格」を聴きました。


その後も、なにごともなかったかのように、

普通にレッスンに通って、今は夏の発表会に弾くソナチネを練習しています。



大人の面影すら見えてきた彼が

一生懸命弾く姿を見ながら・・・・

たった!たった6年前は不安そうに彼にであったなあ~


ということを思い出し~~~

ピアノを通して貴重な成長過程を垣間見ることが出来ている幸せを感じていました・・・


じ~~~~~~~ん









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